木村拓哉、SMAPの話題“解禁”にファン感激もメンバーの名前は出ず…“友人感覚”後輩グループとの対比で見えた“本当の関係性”
12月20日、俳優の木村拓哉が、所属事務所の後輩である9人組アイドルグループ「Snow Man」の冠バラエティ番組『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)の3時間スペシャルに出演した。 【写真あり】急逝に衝撃…「SMAP」メンバーの“恩人女優” インターネット上では、番組内で木村がSMAPに言及する場面があり、話題となっている。 この日の放送で木村は、Snow Manと「東京ディズニーシー」を訪れる企画に出演。自ら運転する車に後輩9人を乗せ、車内でトークを繰り広げた。 その際、Snow Manのメンバーたちから、2016年末に解散した「SMAP」に関する質問をされ、木村がグループ時代のことを語る場面があった。 1996年から2016年まで放送されたSMAPの冠バラエティ番組『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の話題になり、渡辺翔太が「SMAPが番組をやるときに、メンバー内のルールや掟はありましたか?」と質問。それに木村は「そういう決めごとはない。ひとつもない」と答えた。 それでも、SMAPが抜群のチームワークで番組を進行していたことを振られると、木村は「チームワークに見えてればいいけどね」と話したのだ。 木村が公の場やテレビ番組で、SMAPに関するトークをおこなうのは、異例のことだ。 「解散以降、木村さんがSMAPの話をすることはほとんどなく、バラエティ番組では触れるのが“NG”なのでは、という空気さえあった印象です。TBSで、しかも後輩であるSnow Manの番組で、他局の『SMAP×SMAP』の話題を掘り下げるのも貴重といえます。 木村さんは、『SMAP×SMAP』に米女性歌手のレディー・ガガさんがゲスト出演したエピソードを、懐かしそうに話していました。ただ、グループの話題になっても、中居正広さんはじめ、ほかのSMAPメンバーの名前は一度も出ませんでした」(芸能記者) SMAPの話題が木村の口から“解禁”されたことに対して、Xでは《タブーかと思うくらいだんまりのイメージだったからすっごい驚いた》《珍しくない?》《びっくりやらうれしいやら》と驚きともに、歓喜が聞かれた。 一方で《SMAPの話嫌そう》《キムタクの話しぶり》と、木村のトークになにか引っかかりを感じた視聴者も多かったようだ。 ただ、前出の芸能記者は「SMAPメンバーの関係性」についてこう語る。 「SMAPは、香取慎吾さんと草彅剛さんのように、公私ともに親交が深いメンバーもいますが、本人たちがほとんど仕事以外ではつき合いがないことを公言していました。 木村さんは『SMAP×SMAP』の収録前やライブ前も、メンバー同士であまり打ち合わせしないことを明かしていましたが、いざ本番が始まれば、5人は抜群のコンビネーションを見せていたのです。 SMAPは、5人それぞれが違った強みを持っているので、お互いに相手を尊重することで、干渉しなくても一流のグループとして成り立っていたのでしょう」 木村の話に、真剣な表情で聞き入っていたSnow Man。今回の木村との共演で、SMAPとSnow Manの“空気感”の違いも浮かんでいた。 「Snow Manは、プライベートでも一緒に遊びに行くなど、非常にメンバー仲がよく、和気あいあいとした空気が特徴的です。必要以上になれ合わないSMAPとは、対照的といえます。 今回は、Snow Manの“ホーム”ともいえる冠番組でSMAPの話をしたことで、余計に違いが目立ってしまったのかもしれません。ただ、2組ともここぞという場面では一致団結し、ライブで息の合ったパフォーマンスを見せる点は共通しています。 長らく“国民的アイドル”として高い人気を誇ったSMAPでしたが、近年、勢いのあるSnow Manも、令和に幅広く支持されるグループになることを期待されています」(同前) SMAPの5人は「友人」というよりも「同志」だったということだろう。