【有馬記念】ローシャムパークは初騎乗マーカンド背に11秒5、田中博師「距離は延びていい」
<有馬記念:1週前追い切り> BCターフ2着のローシャムパーク(牡5、田中博)は初騎乗のトム・マーカンド騎手(26)と初コンタクトを取った。 美浦ウッドでサンダーアラート(古馬2勝クラス)と2頭併せ。スタンド前からスタートし、序盤はゆったりと運ぶ。3角で若干頭を上げるしぐさも見られたが、直線まで馬なりで運び、外から馬体を併せた。ゴール前で気合をつけられ併入。6ハロン79秒6-11秒5をマークした。 田中博師は「動きは正直物足りないですけど、今日は動きのよしあしより、乗り難しい馬なのでトム(マーカンド騎手)がその確認をしてくれることに主眼を持って乗ってもらいました。イメージはつかんでもらえたと思いますし、その中で負荷をかけられました。まだまだ体の動かし方など良化の余地はありますが、間隔は詰まっていても体調面はいいですね」と評価した。 前走は強豪相手に結果を出し、今回が帰国初戦。「新たな一面を見せてくれました。距離が延びて良さが出ると思っていたので、パフォーマンスとしてはしっかりしたものが出せたと思います。距離は延びていいのかなと思います」と期待した。【桑原幹久】