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（ブルームバーグ）： 25日の中国株式相場は続伸。中国当局による景気刺激策が市場の好転と低迷する中国経済の活性化につながるとの期待が引き続き株高を支援している。

本土株の指標であるＣＳＩ300指数は一時3.4％高となり、年初来の下げを全て帳消しにする勢い。中国当局は前日、株式市場への流動性支援の強化や預金準備率の引き下げなど一連の景気刺激策を発表した。香港に上場している中国本土企業から成るハンセン中国企業株（Ｈ株）指数は前日の5.1％高に続き一時3.4％上昇した。

この日の株高は包括的な景気刺激策に示された中国当局の危機感に対する投資家の認識を反映している。矢継ぎ早で発表された刺激策は政府が消費者信頼感の低迷など他の根深い問題に対処する手段を用意しているのではないかという期待にもつながっている。中国では10月１日の国慶節（建国記念日）に伴う大型連休を前に政治局会議が開催される予定。

ＪＰモルガン・アセット・マネジメントのグローバル・マーケット・ストラテジスト、朱超平氏はリポートで、中国当局からの「協調的な政策発表がさらなる政策支援への道をつくり、2025年の景気好循環の可能性を高めることができるとわれわれは確信している」と指摘。「利益率や企業基盤が改善した民間企業と合わせ、中国株には割安な投資機会があり、世界中の割高な市場を考慮すると分散投資の機会もあると考えている」と述べた。

香港上場のハイテク大手30銘柄で構成されるハンセンテック指数は一時3.8％上昇し、８月安値からの上昇率が20％を超えた。ブルームバーグ・インテリジェンス（ＢＩ）の中国不動産株指数は一時5.1％高となった。

原題：Chinese Stocks Extend Gains on Continued Stimulus Optimism（抜粋）

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