山形の投票率、5回連続で全国首位 全都道府県で唯一の60%超
衆院選小選挙区の投票率は県内全体が60・82%で、2021年の前回に比べ、3・52ポイント下がった。衆院選では、戦後最低だった2014年の59・15%に次ぐ、戦後2番目の低投票率だった。 一方で、総務省がまとめた都道府県別での投票率で、47都道府県で唯一となる60%超え。17年衆院選から続く国政選挙の投票率全国トップの5連覇を達成した。投票率の全国平均は53・85%だった。 選挙区別では、1区が57・62%(前回比3・97ポイント減)、2区が62・74%(同2・97ポイント減)、3区が62・17%(同3・57ポイント減)。 市町村別では、町長選と同日になった飯豊町が82・02%と最も高く、前回より9・42ポイント増えた。村山市も2・66ポイント増えたが、残りの33市町村は前回より下がった。最低は山形市の56・68%だった。 投票率が70%を超えたのは11町村だった。(大谷秀幸)
朝日新聞社