U―23日本代表FW細谷真大が後半ATの劇的弾で待望の今季初ゴール「ここから量産していきたい」チームは5戦ぶり勝利
◆明治安田J1リーグ ▽第14節 柏2―1湘南(15日・三協F柏) 柏がU―23日本代表FW細谷真大の今季リーグ戦初ゴールを含む1ゴール1アシストの活躍で、4月12日以来、5試合ぶりのリーグ戦白星となった。 0―1の後半32分にゴール前で細谷のパスを受け取ったFW木下康介が冷静に押し込み同点とすると、1―1で迎えた後半アディショナルタイム1分。MF島村拓弥が右サイドから出したクロスをゴール前で受け取った細谷がワントラップから右足でシュートを決めた。リーグ戦開幕から8試合連続で無得点だったエースが、雨の降るピッチを切り裂き、値千金のゴールを奪った。試合後、エースは「入ってくれてよかったです。待たせ過ぎちゃったので、こうやってホームで勝ててうれしいですし、逆転も意味がある。ここから量産していきたい」と笑みを浮かべた。 エースの待望の得点に、井原監督も「チーム全員、そしてサポーターの皆さんも待ち望んでいたゴールだと思う。彼もこれでようやく一つ吹っ切れて、次のゲームからもゴールを量産してくれれば」と今後の活躍を期待した。
報知新聞社