あなたはどっちのタイプ? ワーママが「もうヤダ、仕事辞めたい」と思う2つの理由
理由その2:両立が大変。ダメだ……仕事続けるなんて無理!
という場合です。 これ、『ワーキングマザーあるある』だと思います。この思考にならない人っているの? 必ずと言ってよいほどぶち当たる壁だと感じます。 独身やDINKSの頃は、自分のことだけで何とかなった日常。そこに『子育て』が入ると、以前までの暮らしで回すと即パンクします。追い打ちをかけるように、周囲も敵か味方か分からない状態に。 時短勤務だけれども、フルタイムと同じ質の仕事を求められたり、夫のトンチンカンな家事にイラっとしたり、実家のサポートが皆無だったり、サポートがあったとしても思ってたんと違う・・とモヤモヤしたり。 ダメだ、両立なんて無理!辛すぎる!毎日がドタバタで息つく暇もない。全ての完成度が中途半端。
自分が仕事を辞めたら、何とかなるのでは?
とめぐりめぐって、仕事を断捨離する方向に思考回路が進む。 私自信も『やめた!やめた!』の考えに過去100万回くらいなりましたし、実際に仕事を辞めた先輩・同僚・後輩を何十人もみてきました。みなさん、至極優秀な人ばかりです。 結局、ワーキングマザーを長きに渡り続けている人って、『葛藤する時期』をどうにか、運よく?すり抜けている人が多い気がします(自分も含め)。 もちろん、仕事が全てではないですし、辞めることも1つの立派な選択です。ただ、猛者たちは、オリジナルの特効薬を持っている気がします。 さて、特効薬ね。効くかどうかはその人次第。 個人的には、
働かないといけない立場に自分を置くこと
が効き目抜群の特効薬になっています。ん? ん? どういうこと? と思うでしょう。 あのね、案外『夫の収入で何とななるもん』とか『今働かなくても良い』と思ってしまうと、プツン! と糸が切れちゃうものではないですか? それくらい、仕事と、育児をはじめとする家庭のことを両立するのは難易度が高い。だから、どうしても働かざるをえない状況に自分を追い込むのです。 では、どうやって『働かないといけない立場に自分を置く』のか? それは、また次回お話いたします。
【Profile】ぽに
関西在住。約50平米のマンションに1歳・年長・小2の男の子3人、モーレツサラリーマンの夫と5人暮らし。 出張多め、両家遠方、夫婦共に研究職。ワンオペや出世の厳しさ、家事・育児の奮闘を書いたブログが人気になり書籍化された。つまずき、転び、前のめる共働きの日常と現実を軽快に発信し続けている。