センバツ2023 選手紹介/11 報徳 間木歩/社 福田海晴 /兵庫
◆報徳 ◇多彩な変化球で翻弄 間木歩(1年) 多彩な変化球で打者を翻弄(ほんろう)する1年生右腕。秋季大会は8試合に登板し、29奪三振と好投した。 近畿大会準々決勝の履正社戦では、エースの盛田智矢(2年)が足がつって降板し、急きょマウンドを任された。戸惑ったが、先輩たちの声援を受けて最後まで投げきり、勝利した。 決勝の大阪桐蔭戦は先発し、強力打線を相手に4三振を奪ったものの1失点で敗戦。「失点が少ないのは守備に助けられた。まだまだ力が足りない」と感じ、冬のトレーニングに打ち込んできた。 ダルビッシュ有(パドレス)の動画を見て、変化球を研究している。「甲子園を思いっきり楽しみたい」とセンバツを見据える。 ……………………………………………………………………………………………………… (1)179センチ・80キロ(2)右・右(3)投手(4)伊丹市立天王寺川(5)サッカーとバスケ ……………………………………………………………………………………………………… ◆社 ◇メンタルの強さ武器 福田海晴(1年) 「どんな試合でも、自分のピッチングができる」。制球が乱れても焦らず、すぐに修正できるメンタルの強さが武器だ。バント処理やけん制球にも自信がある。 秋季大会以降、体力と瞬発力を高めるため、長距離の走り込みや下半身の筋力トレーニングに取り組み、球速が5キロアップした。寮生活を送り、地道に自主練習を積み重ねてきたが、「まだ足りない」と自分に厳しく努力を続ける。 近畿大会の天理戦は登板機会がなく、先輩が投げる姿を見て「実力があれば自分も出られたのに」と悔しい思いをした。センバツでは「絶対に気持ちで負けず、しっかり抑えるピッチングをしたい」と気合を入れる。 ……………………………………………………………………………………………………… (1)170センチ・72キロ(2)右・右(3)投手(4)神戸市立玉津(5)勉強 ……………………………………………………………………………………………………… 【メモの見方】(1)身長・体重(2)投・打(3)ポジション(4)出身中(5)趣味 〔神戸版〕