掲載：THE FIRST TIMES

■「メジャー1stアルバム『NEW JAPAN』は、短期間で6曲くらい作って、THIS IS JAPANの最新をパッケージングできた。4年間の軌跡と最新曲が合体した、本当に集大成」（THIS IS JAPAN・杉森ジャック） 【動画】THIS IS JAPAN「LOVERY DESTRUCTION」MV interfmおよびJFN系列12局で放送中、芸人×アーティストが送る音楽バラエティ新番組『みゅ～じっくろっく』。『THE FIRST TIMES』では、番組で放送されたトークを毎週ダイジェストで紹介！ 53回目となる放送は、DJの山崎あみと、ピン芸人のSAKURAI（SMA芸人）が、4人組ロックバンド、THIS IS JAPANから、杉森ジャック（Vo/Gt）、水元太郎（Ba）を迎え、ほっこりした時間を届けた。 ■THIS IS JAPAN・杉森ジャック「オレが雨男だって、雨だけに濡れ衣を着せられて」 「最近、雨が多いですが。THIS IS JAPANは大事な時に雨が降るとお伺いしました。MV撮影やライブなど、雨が多いそうですね？」という話題で始まったこの日。 「マジで多いですね。大事な日は大体、雨ですね。いつもオレが雨男だって、雨だけに濡れ衣を着せられて。『お前だろ！』って言われるんですけど、『オレじゃない！』って信じてます」と杉森が自身の雨男説を否定するも、「この間も名古屋でライブした時、名古屋に向かうまでは雨は降ってなくて。でも先に杉森さんが名古屋入りしていて、名古屋に近づくにつれて雨が降って来たんで。『やっぱ、杉森さんだ！』と確信しました」と、水元が杉森に関する具体的な雨男エピソードを披露。 そして、「やっぱり雨で野外だと、演奏に支障あるんですか？」と聞くSAKURAIに、「アリアリのアリですよ！」と答えた杉森。 「濡れてくるとツルツル滑りますし、ギターとかもだいたい壊れます。電化製品なので、雨が中に入るとショートしちゃうんですね。終わったらすぐにリペアショップに持ち込んだりしてます」と雨男がいるバンドならではの苦労を語り、番組がスタートした。 ■思い出のエピソードも、やっぱり「雨」 この日のメッセージテーマは“思い出”。「学生時代の思い出や忘れられない思い出を教えて下さい」と聞かれ、「THIS IS JAPANで、初めてライブハウスで自分たちのイベントをやろうと企画を持ち込んで。『初のイベントだ！』って日に、台風が直撃（笑）」と、とびきりの雨エピソードを語った杉森。「結局、予定の半分くらいしかお客さんも来れなくて。そう考えると、やっぱり雨男はオレなのかも……」と自虐的に話した。 さらに、「これも雨の思い出になっちゃうんですけど。『FUJI ROCK FESTIVAL』に出た時はすごかったですね！ フジロックって、よく雨が降るって言われるんですけど。そんなフジロックでも歴代最強の雨が降って、会場のいたる所に川ができて。向こう側まで行けない地帯とかができちゃってるくらいの雨の中で演奏させてもらったのは、やっぱり記憶に残ってます」と、これまた強烈な雨エピソードを語った水元。 「雨がすごすぎて、その時に誰が見てたのかわからなくて。ナイアガラの滝に行った時と同じで、『何も見えない！』って感じでした」と、杉森もそのすさまじさを話した。 ■メジャー1stアルバム『NEW JAPAN』をリリース ここで、「東京発の4人組ロックバンド、THIS IS JAPAN。通称、ディスジャパ。2011年に結成して、新宿、下北のライブハウスを中心に活動を重ね、2020年にメジャーデビューされました。研ぎ澄まされたツインギター、日常と非日常を行き来する歌詞を歌うツインボーカルが印象的な、注目のロックバンドです」と、THIS IS JAPANについてあらためて紹介した山崎。 「2020年にメジャーデビューされて、メジャー1stアルバム『NEW JAPAN』をリリースされます。どんな一枚になりましたか？」と聞かれると、「いままでシングルを何枚か出させてもらってたんですけど、アルバム曲がこの半年でガッと湧き上がって来たんで。短期間で6曲くらい作って、最新（の自分たちの音楽）をパッケージング出来たなって」と答えた杉森。「4年間の軌跡と最新の自分たちが合体して、本当に集大成って感じですね」と、完成したアルバムについて自信満々に語る。 「『NEW JAPAN』のタイトルには、どんな想いが込められてるんですか？」の質問には、「これは水元がひらめいたんですけど」という杉森のフリに、「いま（バンドが）結構、いい感じなので。その状態をみんなに見て欲しいなってところで、『これが新しいTHIS IS JAPANだよ』っていう気持ちで付けました」と話す水元に、「アルバムの曲を作る前に、タイトルから先に付けていて。シングルが出揃った段階で、『NEW JAPAN』がいいんじゃないか？ と話して、そこに向かっていった感じでした」と杉森が補足。 杉森の曲紹介で、アルバム『NEW JAPAN』収録の「LOVERY DESTRUCTION」をオンエアした。 ■『NEW JAPAN』収録曲『LOVERY DESTRUCTION』がバンドの”今”を切り拓いた オンエアされた楽曲を受けて、「『LOVERY DESTRUCTION』はどんな曲になりましたか？」と聞かれると、「この曲がきっかけでアルバムの曲が作れるようになったっていう、バンドの今の感じを切り拓いた曲で」と話した杉森。「去年、『SUMMER SONIC』に行ってブラーを観たんですけど、そのライブがあまりにも感動的で。もう、いいおじさんの年齢だと思うんですけど、『おじさんになっても青春って何回も始まるんだな』って。『何回も終わるし、何回も始まるんだな。それでいいんだな』と思ったのが、キッカケでした」と、楽曲が出来た経緯について熱く語った。 また、「先日はMVの撮影をされたそうですが、どんなMVになりましたか？」の質問には、「MVを撮った日も雨が降ってて」と明かした水元。「もともと押さえてた日があったんですけど、その日がめちゃめちゃ雨が降ってて。延期したんですけど、その日だけ雨みたいな」と話す水元に、「もう雨から逃げられないんです！」と杉森が訴えると、「逆になにか延期させて欲しい人は、杉森さん呼んだらいいんじゃないですか？」と山崎が笑った。 それぞれのプライベートの話では、「杉森さんは遠征中の車の中で、メンバーから日頃の行いで怒られるという情報が入ってきました」という話題に、「自分では自覚ないんですけど、『ここが変だよ、杉森くん』みたいな感じで、いつも始まるんですよ」と話した杉森。「例えば、バンドメンバー4人で歩いてる時、杉森さんっていま話してる人の方にどんどん寄ってっちゃうんで。そのたび、隊列を変えなきゃいけなくて、めっちゃメンドいんです」と、杉森のおかしな一面を具体例を話す水元に、「いるいる、そういう人」とSAKURAIが返すと、「よかったぁ！」と杉森がひと安心。しかし、「人の間にガンガン入っていくのもためらわないんです」とさらに話を広げる水元に、「溜まってそうですね、いろいろと！」と山崎が笑った。 ■6月からは仙台、東京、大阪の3都市でツアーを開催！ 6月からは仙台、東京、大阪の3都市でTHIS IS JAPAN TOUR 2024『LIVE in “NEW JAPAN”』と題した、アルバムを掲げてのツアーを開催するTHIS IS JAPAN。「『NEW JAPAN』と言ってるんで、我々もライブでやってない新しい曲が結構あるんですよ。それがここで完成するので、みなさんと一緒に“NEW JAPAN”を作っていきましょう！」とツアーへの意気込みを語った杉森。番組最後は「アルバム『NEW JAPAN』の後半戦に差し掛かる1曲目ですね。バチッと気合いを入れ直すタイミングで流れてくる曲なんで、聴いて下さい」という杉森の解説から、自身の曲紹介で『NEW JAPAN』収録曲「AUTOMATIC」をオンエアした。 ツアー情報など、THIS IS JAPANの詳しい情報はオフィシャルサイトをチェックして欲しい。 『みゅ～じっくろっく』は、interfmおよびJFN系列11局にて順次放送中。コンテンツは、全国各地の人気ラジオ番組が参加する音声コンテンツアプリ「AuDee（オーディー）」でも聴くことができる。