アキラ100%ら出演のオムニバス映画「Mothers マザーズ」地方上映を目指し支援募集
オムニバス映画「Mothers マザーズ」が2025年1月下旬に東京・新宿のK's cinemaで1週間限定公開されることが決定。これに先立ち、地方での上映を広げていくことを目的としたクラウドファンディングがスタートした。 【動画】オムニバス映画「Mothers マザーズ」ティザー予告(他8件) 本作は5人の脚本家がそれぞれ「母」をテーマにしたオリジナル脚本を執筆し、自ら短編映画を企画・制作したプロジェクト。難波望、たかはC、進藤きい、高橋郁子、武田恒が参加した。「BUG」に小沢まゆ、上田雅喜、悦永舞、垣内健吾、吉牟田眞奈、「夜想」に大島朋恵、加藤亮佑、「いつか、母を捨てる」に外山史織、久保田秀敏、岡見時秀、秋本奈緒美、山野海、「だめだし」にアキラ100%、高橋明日香、川越諒、EMA、大島祐也、黒木美結、高遠るきの、「ルカノパンタシア」に嶋村友美、森山みつき、藤井太一が出演する。 クラウドファンディングはMotionGallery(モーションギャラリー)で10月21日23時59分まで実施。集まった支援金は主にチラシ・ポスターの作成や上映用のDCP(デジタルシネマパッケージ)の作成など、宣伝や上映のために必要な費用にあてられる。リターンには、先行オンライン試写への参加権、ポストカード、Tシャツのほか、オムニバス各話にスポットを当てたものが用意された。 総合プロデューサーも務めた難波は「私たちが作品に込めた、愛、悲しみ、優しさ、微笑みを広く届けさせてください。よろしくお願いいたします」とコメントしている。 ■ 難波望(総合プロデューサー)コメント 今回のオムニバス映画を企画する発端は、オリジナル脚本を発表する場の少なさにあります。 脚本家たちの多くは、オリジナル脚本が認められてデビューしています。しかし、原作や原案に沿って書く仕事が多く、脚本家による意欲的なオリジナル脚本を発表できる環境がたいへん少ないのが現状です。 そこで、脚本家が自らのオリジナル脚本をもとに監督、あるいはプロデューサーとなって映画を製作し、さらには配給や宣伝を含む業務も担って劇場公開しようと立ち上げたのが本企画です。 脚本家の存在意義をしばしば問われる昨今、他にないチャレンジだと自負しています。 インディペンデント映画界では、近年監督や俳優が自ら企画を立ち上げ、意欲的な作品を次々と国内外に発表しています。私たち脚本家にだって出来ないはずがない、そんな想いで進めてまいりました。 2023年に撮影、2024年に完成させた本作は、すでに2025年1月に新宿K's cinemaでの上映が決定しています。しかし東京だけでなく地方の劇場にも広げ、少しでも多くの方にご覧になっていただきたいと思っています。そのためには、どうしても皆さまのご支援が必要です。 私たちが作品に込めた、愛、悲しみ、優しさ、微笑みを広く届けさせてください。よろしくお願いいたします。