嘉門タツオらバイキングの革命盛り上げ!? 大阪のホテルで
陳、前川、高階3氏の「巨匠対談」も
また、陳氏のほか、和食の巨匠・前川敬一氏、バイキングの巨匠・高階孝晴氏の3人による巨匠対談も行われた。 「自分が食べたいなと思ったのを出したいのよ。目の目で作る料理って最高だよね。焼きたてのギョウザとか、そういうのが提供できたら素晴らしいんじゃないかな」と陳氏。高階氏は、「バイキングというのは、皆さん、立って取りに行って食べるわけですが、私はいったい何を食べたんだろう、こういう印象はけっこう強いと思うんですよね。ここではこういう料理が食べられるんだ、今度は(お店に行って)本物を食べようとかそういう広がりがあればうれしい。そういう料理を提供していきたい」。前川氏は、日本食普及の親善大使に国から認定されていることもあり、「バイキングの中での日本食は、年配の方にも食べて頂きたいし、私もバイキングで手掛けるのは初めてですが、和食はいかに食材を生かすか、それを考えて前に進んでいきたいと思います」などと語った。
料理人がつくる本物の料理をバイキングにして出して行きたい
関西一のバイキング旅館を目指す同ホテルの梶並昭彦総支配人は、挨拶に立ってこう述べた。「私どもは料亭でもなくて和食旅館でもありません。この新業態のバイキングのなかで価値を見出せる料理を手掛け、たかだかバイキングだろうではなく、料理人がつくる本物の料理をバイキングにして出して行きたい。今回は日本でもトップクラスの方の料理を大阪の方にぜひ召し上がって頂きたいと思います」 まさにバイキング料理の革命となるのか? イベント終了後のCD販売サイン会(記念撮影付き)も人気だった。 (文責/フリーライター・北代靖典)