15年有馬記念覇者の産駒が新潟記念でJRA重賞初Vへ 秋の大目標に向け弾みをつけるか
ゴールドアクター産駒がJRA重賞初制覇なるか。父に初タイトルを届けるべく、新潟記念(3歳上・GIII・芝2000m)にゴールドプリンセス(牝4、栗東・寺島良厩舎)が参戦する。 【写真】前走初重賞挑戦の天皇賞(春)で9着だったゴールドプリンセスのこれまで ゴールドアクターは15年の有馬記念の覇者。16年の有馬記念で3着、17年の宝塚記念で2着となるなど、中長距離戦線で息長く活躍した。19年から種牡馬となり、これまでにJRAで42頭がデビュー。ゴールドバランサーとゴールドプリンセスがオープン、マオノアラシが準オープンまで出世している。 新潟記念にはゴールドプリンセスがエントリーしている。ゴールドアクターを所有していた居城寿与オーナーの自家生産馬。ここまで10戦4勝。前走の天皇賞(春)は9着だったが重賞初挑戦、それもGIだったことを考慮すれば、決して悲観する内容ではなかった。GIIIのハンデ戦なら十分に勝負になっていい。 ゴールドアクター産駒はこれまでJRA重賞に4頭が挑み、昨年のレパードSのマオノアラシの5着が最高着順。ここで初の馬券圏内、さらにはタイトル奪取となるか。ゴールドプリンセス自身にとっても、秋の大目標となるであろうエリザベス女王杯に向けて、弾みを付けたい一戦となる。