【バレー】石川主将が33得点 男子日本代表が東京五輪金メダルのフランスに逆転勝利
バレーボールネーションズリーグ(VNL)2024男子予選ラウンド第3週マニラ大会の5日目、日本(FIVBランキング4位)は、現地6月22日(土)にフランス(同7位)と対戦。逆転でフルセットの接戦を制した。 【男子日本代表(フランス戦)その他の写真】 予選ラウンド第3週の2戦目でオランダに勝利しファイナルラウンド進出を決めた日本は、ここまで通算成績7勝3敗のフランスと対戦。 第1セットの序盤はサイドアウトを取り合う展開。中盤に連続失点を喫してフランスに抜けだされると、そのあとも平均身長で上回るフランスのブロックに捕まるなどリードを広げられてセットを失った 第2セットも中盤からリードを広げられると、このセットの途中から西田有志に代わって出場した宮浦健人や石川祐希主将の攻撃で追いかけるが、及ばずにセットを連取され、あとがなくなった。 しかし第3セットは、石川主将の活躍もあって立ち上がりから5連続得点。主導権を握ると、中盤に髙橋健太郎と大塚達宣が連続ブロックポイントで引き離しセットを奪い返した。 第4セットは互いに譲らず終盤まで競り合う展開となるが、23-23から宮浦がスパイクを決めて先にセットポイントを奪うと、フランスのスパイクがアウトとなり最終セットへ。 迎えた最終第5セット、石川主将の意表を突くバックからのツーアタックやサービスエースで抜けだした日本が、そのあとも宮浦のサービスエースなどでリードを広げると、最後は関田誠大のトスから石川主将がスパイクを決め、2セットダウンから逆転勝利を手にした。 VNLは世界トップの男女各16チームがそれぞれ4週間にわたって世界各地で予選ラウンドと決勝ラウンドを行い、優勝を決定。今回は残り5枠となったパリオリンピックの出場権が懸かった大会でもあるが、日本の男子は昨年のFIVBパリ五輪予選/ワールドカップ2023ですでに出場権を獲得している。 ■ネーションズリーグ2024男子予選ラウンド 第3週マニラ大会 日本(FIVBランキング4位) 3-2 フランス(同7位) (17-25、19-25、25-16、25-23、15-10) ■日本の第1セットスターティングメンバー 髙橋健、西田、大塚、山内、関田、石川、リベロ山本 ■日本のトップスコアラー(上位4仁) 石川 33得点(アタック31得点、ブロック1得点、サーブ1得点) 宮浦 19得点(アタック16得点、ブロック1得点、サーブ2得点) 山内 6得点(アタック4得点、ブロック1得点、サーブ1得点) 髙橋健 6得点(アタック4得点、ブロック1得点、サーブ1得点) ■日本の次戦(予選ラウンド最終戦) 6月23日(日)19:00(日本時間20:00) 対戦相手:アメリカ(FIVBランキング5位) ■次戦のテレビ放送、配信予定(日本時間) BS-TBS 6月23日(日)19:30~ U-NEXT 6月23日(日)ライブ配信予定 ※記事内のFIVBランキングはすべて日本の試合前のもの
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