元彼に“ブス”と振られた女性が1800万の整形でたどり着いた生き方「自分を変えられるのは自分だけ」
■「The整形顔」というよりは、ナチュラルで品がある顔になりたい
――看護師として働きつつ、空いた時間でバイトやTikTokでの配信などを行い整形代を捻出し、総額1800万の整形をされたとのことですが、ららさんご自身が最も変化を感じた施術は? 【らら】いろいろやりましたが正直ダイエットが1番です。人間はトータルのイメージで見られるので、小さな部位のパーツが数ミリ変わるより痩せて全体的に引き締まったときの方が垢抜けました。 整形であげるなら、両顎手術(顔の骨切り)です。面長が改善して男っぽいゴツゴツした印象から女性らしい雰囲気に変わることができました。 ――整形を重ねるなかで、どのような点に気を付けて施術されましたか。 【らら】流行り顔にしないこと、ナチュラルさを保つことこの2点です。整形は何度でも無限にできるわけではありません、やればやるほど内部の組織が固くなっていくため次の難易度は上がります。 「この顔でおばあちゃんまで付き合っていけるかな?」そんな点を意識しています。 ――理想の顔はありましたか? 【らら】派手な「The整形顔」というよりは、ナチュラルで品がある顔になりたいと思っています。特定の芸能人によせるのではなく、自分の生まれ持ったポテンシャルで最大値を出せるように気をつけています。
■見た目を変えられたことで“メンヘラ”を克服「“自分を変えられるのは自分だけ”という考え方を忘れないでいたい」
――整形やダイエットをしたことで、見た目が大きく変化したことで、恋愛観や人生観はどのように変化しましたか。 【らら】昔は自分に自信がなかったからこそ、自分の不機嫌さを周りに振りまいて試し行動をしていましたが、見た目が変わり、自信がついたことで、「他人は他人、自分は自分」というように思えるようになり、以前のような行動はなくなりました。 美容や仕事を頑張るという自分の決断で内面も外見もここまで良い方向に変わることができたので「自分を変えられるのは自分だけ」という考え方を常に忘れないようにしています。 ――整形やダイエットがメンタルにも作用したのですね。それでは、見た目への考え方についてはいかがでしょうか。 【らら】見た目が変わると周りの反応はやはり変わります。整形初期は異性にチヤホヤされ、今まででは相手にされなかったような人からも好意を示されるようになり、「結局顔かよ」とルッキズムが強くなりました。 しかし、素敵な人とせっかくお付き合いができても、別れるときは結局自分の内面的な至らなさが理由だったので、外見はあくまで入口で、内面も伴っていないと意味がないと今は思います。 ―ららさんが前向きに努力できる原動力とはどこからくるのでしょうか。 【らら】自分を客観視することができるからだと思います。1歩引いた視点でみて、「この現状を変えるためにはどうしたらいいのか?」「自分が相手の立場だったらどんな行動をするといいか?」と詰め将棋のように考えると、自然と今とるべきポジティブな行動が思い浮かんできます。 恋愛相談をされた時には、「でも自分磨きをしている間に取られちゃうのでは?」とも言われますが、そのときはそのとき。いまどき結婚したって数年経たず離婚する人がたくさんいます。いつかまたチャンスがくるかもってゆるーく待ち続けたらいいんです。大体の場合、自分磨きすることで元彼よりもっともっと素敵な人が現れますけどね。 ――振られる前の自分と会えるとしたら、今だからこそかけたい言葉はありますか。 【らら】「自分が好きなんだからそれでいいじゃん」ですかね。 当時の私は「相手も私のことが好きなのか?」「他に女はいるのか?」などが気になって、嫌なことをたくさんしてしまいましたが、「結局浮気されていたところで、私が元彼を好きだった気持ちに変わりはないんだから、変に探りをいれる必要はないんだよ。今は私が彼女なんだから堂々としていなさい」と伝えたいです。 ――今後、どんな女性でありたいと考えますか。 【らら】精神的にも経済的にも自立した女性でいたいです。誰かに依存するのが、自己努力せず手っ取り早く安心できますが、そうなると今度はその人がいなくなったらどうしようの不安に苛まれるだけ。本当に幸せになりたいのであれば辛くても努力して自分自身を変え、自分だけで満足できる人生を築き上げるのがいいです。パートナーは自分の所有物ではない、今はたまたま一緒にいるだけ程度に考え他人に依存しないでいることが大切だと思います。