自転車の酒気帯び運転やながらスマホの罰則が強化 兵庫県警が神戸で取り締まりと啓発/兵庫県
11月1日から自転車の酒気帯び運転やながらスマホの罰則が強化されたことを受け、兵庫県警が神戸市内で、取り締まりと啓発活動を行いました。
取り締まりと啓発活動は午前10時ごろ、神戸市東灘区の国道2号線沿いで行われました。 11月1日に、道路交通法が改正され自転車の「酒気帯び運転」やスマートフォンを使用しながら運転する「ながらスマホ」が新たに罰則の対象となりました。 酒気帯び運転は3年以下の懲役、または50万円以下の罰金、ながらスマホは6カ月以下の懲役、または10万円以下の罰金が科されます。 県警によりますと、県内では11月、酒気帯び運転による交通違反が28件、ながらスマホによる違反が6件確認されたということです。 東灘区役所前には画面に道路を写し出すシュミレーターが設置され、自転車の利用者は、飲酒の影響でゆがむ視界を疑似体験できるゴーグルを装着し酒気帯びで運転する危うさや感覚の乱れを実感していました。 警察は、取り締まりを強化するとともに交通ルールの啓発を続けていくとしています。