山本耕史&仲里依紗“戦う細胞”の体作りがまさにプロ!肌ケア事情は真逆「ハンドソープで顔を洗って…」
一方、NK細胞を演じた仲は、「最初は、“仲(なか)”だから“NK”なのかな?と思った(笑)」と彼女らしいコメントで口火を切る。「単独で攻撃の先陣を切る“一匹狼”的なかっこいい役だったので、とても新鮮な気持ちで演じさせていただきました。心情的には、『(人間役の)芦田愛菜ちゃんを助けたい!』という一心でしたね。アクションに関しても、あんなに激しいバトルは初めてだったので、すごく勉強にもなったし、自分の引き出しも増えたので、今後も敵と戦う役とか、どんどんやってみたいと思うようになりました」と自身の心境の変化を語った。
かたや細胞部隊を率いるリーダータイプ、かたや生まれながらの一匹狼、真逆のキャラクターでありながら、そのつかず離れずのクールな関係性が絶妙にいい。「細胞同士、切っても切り離せない間柄なんでしょうね。あとは、ここのところ、なぜか里依紗ちゃんと1年くらい一緒のお仕事が続いていて親近感があった、というのも大きいです。お互い『初めまして』からスタートしていたら、こうはならなかった」という山本。これに対して仲も、「本当にずっと一緒でしたね。おかげで安心して演技に集中することができました」と同意した。
プロとしての体作り
“戦う細胞”として、かつて経験したことのない激しいアクションに挑戦した山本と仲。クランクイン前には、動ける体を作るためにかなり努力を積み重ねたというが、実際はどうだったのか。日ごろから体を鍛えている山本は、現場にミニ冷蔵庫を持ち込んで時間ごとに飲む物も管理していたそうだが、「僕の場合、俳優の仕事の一環として、トレーニングをしたり、食事や飲み物をコントロールしたり、いろいろやっているので、それほど苦になることはありません。今回は半裸になって体を“見せる”シーンはなかったですが、里依紗ちゃんは、終始、お腹を出した衣装だったので、気を抜けなかったのでは?」と慮(おもんぱか)る。 「そうなんです!」と大きくうなずいた仲は、「本当に大変でした。ジムへ行ってトレーニングもしましたし、撮影前にはお風呂に長く浸かったり、サウナに行ったり、カリウムの多いものを摂ったり……とにかく水分を抜いて、ムクミを取って、いい感じのラインが出るように心がけました」と苦難の日々を告白。すると山本が、「でも毎日、アイスは食べていたよね?」と暴露するも、「ストレスを溜めずに体作りをするところが里依紗ちゃんらしい。まさにプロの体作り」と今度は絶賛。これに対して仲は、「食事制限はあまりしなかったので、お腹見せだけでよかったです(笑)。だって、原作のNK細胞ってショートパンツなんですよ! お腹を出して、足まで出してたら、大変なことになっていました」と笑顔。