一年中使うサーキュレーター。どれが良いか悩んだ結果、結局お手入れ簡単でお手頃価格な無印良品のコレに辿り着いた
5月に入ったばかりだが、既にジリジリとした日差しを感じる日もあるこの頃。 本格的な厳しい暑さを迎える前に、家全体を快適にするために2台目のサーキュレーターの購入を検討していた。 【全画像をみる】一年中使うサーキュレーター。どれが良いか悩んだ結果、結局お手入れ簡単でお手頃価格な無印良品のコレに辿り着いた さまざまなメーカーのものを検討した結果、最終的に既に持っていたのと同じ無印良品の新モデルを購入することになった。
360度の首振り機能付きサーキュレーター
「360度首振り機能付きサーキュレーター6畳」は、無印良品らしいシンプルなデザインのサーキュレーター。サイズは6畳用と18畳用の2種類展開となっている。 このシリーズの最大の特徴は、360°の首振りモードを搭載していること。上下に45 ~ 90°、左右に90 ~ 360°の範囲で首振りでき、効率的な空気の循環を可能にしてくれる。 ちなみに以前に販売されていた6畳用のモデル(MJ-CIS06)は使用時に発火する恐れがあるとしてリコール対象になっていたが、店頭で確認したところ、現在販売されているのはすべて修正された別モデルとのことだ。 私は昨年、旧型の「お手入れがしやすい首振りサーキュレーター18畳」を購入して丸1年愛用中。 引っ越しをして部屋が増えたこともあり、コンパクトな6畳用はまさに求めていたアイテムだった。
冷暖房の効率アップ。お財布にも環境にもやさしい
扇風機と違い、サーキュレーターは室内の空気を循環させるために使うもの。そのため夏場だけでなく、1年を通して出番がある。 冷房使用時には、冷房の前方に設置して床に溜まる空気を循環。暖房使用時には、上に向けて風を送り、天井付近にたまる暖気を循環。 さらに洗濯物に向ければ部屋干しのサポートができたりと、サーキュレータの角度や設置位置を調整することで、用途に応じた幅広い使い方ができるのが魅力だ。 暮らしが快適になるのはもちろんのこと、節電・省エネにもつながるため、今ではなくてはならないアイテムとなっている。
工具不要で簡単に手入れができる
肝心の風量は、弱・中・強の3段階。風がまっすぐ進むため、部屋の隅までしっかりと届く。最大風量でも45dB未満と静音設計で、時間帯を問わずに使えるのも嬉しいポイントだ。 また、よく使うアイテムだからこそ、定期的な手入れは欠かせない。 私はこれまで別メーカーのものも何台か使ってきているが、無印良品のサーキューレターは、その中でも特に掃除が簡単だと感じている。 本体は前面ガード(吹出口)、背面ガード(吸込口)、羽根の取り外しが可能。 新作の「360度首振り機能付きサーキュレーター」では工具も不要になっており、掃除のハードルがグッと下がっていた。
気になることもあるが、それでも買って良かった
気になるポイントは、ボタンが押しづらい場所にあること。 電源をオフにするだけであれば、設定していた角度や風量を記憶しておいてくれるのだが、コンセントを抜くと再設定する必要があるため、私のように色々な場所で使うことを想定している人には、押しづらいボタンの位置は少しストレスになるかもしれない。 ただ、5000円以下でこのシンプルなデザインと高い機能性のものはなかなか見つからないため、その点を差し引いても私の中では買って良かったと感じている。
シラクマ