去就はどうなる…? 現在フリーの日本人選手(3)ジブラルタル、ブルガリア、次はどこへ…。異色の経歴を持つ35歳
いよいよ今週末、欧州リーグの2024/25シーズンが続々と幕を開ける。今夏、新天地への移籍が決まった選手たちがいる一方で、前所属クラブを退団してから新しい所属先が決まらず、いまだ“就活中”の選手たちも存在する。今回は、現在フリーの日本人選手をピックアップして紹介する。※成績は『transfermarkt』を参照
MF:加藤恒平(かとう・こうへい) 生年月日:1989年6月14日 前所属クラブ:チャオ・パク・ケイ(マカオ) 23/24 AFCカップ成績:6試合0得点0アシスト 今年1月1日以降、異色の経歴を持つ“流浪のフットボーラー”加藤恒平は無所属の状態が続いている。 モンテネグロ、ポーランド、ブルガリア、ジブラルタル、ポルトガル、タイ――。加藤はこれまで、様々な国のリーグでプレーしてきた。名の通った欧州リーグの経験はなく、マイナーリーグや下部リーグで経験を積み上げてきた。2017年5月に日本代表へ初選出された際も、国内で加藤の存在を知る者はほとんどいなかった。 2023年8月にはマカオのチャオ・パク・ケイに加入した加藤だったが、在籍期間中は大きなインパクトを残すことができず。現在35歳とキャリアの終盤に差し掛かっているなかで、次にどのような選択をするのだろうか。 Jリーグ復帰も、可能性としては捨てきれない。今夏に少しでも戦力の底上げをはかりたいクラブが、かつてFC町田ゼルビアやサガン鳥栖、FC琉球に所属した経験がある加藤の“逆輸入”を試みたとしても不思議ではない。加藤が数多くの国外クラブを渡り歩いたことで得た経験値は、多くのJクラブにとって何にも代えがたい価値として魅力的に映るかもしれない。
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