狭く切り立った岩場で2人滑落、安否不明 横浜市と栃木県の男性が戸隠連峰の難所「P1尾根」で遭難
長野市の戸隠連峰で2月24日、男性2人が滑落し救助要請が相次ぎました。遭難から3日目の26日も、悪天候が続き捜索はできていません。 滑落が相次いだのは、戸隠連峰西岳の通称「P1尾根」です。 警察によりますと、24日午前7時半すぎ、横浜市の41歳の男性が下山中、尾根から20メートルほど滑落したと同行者から通報がありました。当時、仲間の呼びかけに応えていましたが、今は安否不明です。 また、午前10時すぎには同じ場所で、栃木県の58歳男性が滑落し、同行者が救助を要請しました。男性は、姿が見えない場所まで落ちていて、呼びかけにも答えませんでした。 「P1尾根」は、狭く切り立った岩場が続く上級者向けのルートです。 警察は、天候の回復を待って捜索に向かう方針ですが、おとといから捜索できない状況が続いています。