文春側弁護士には「秘策がある」 「せやねん!」出演弁護士予想 松本側の「A子B子特定要求」は妥当も
ダウンタウンの松本人志が、複数の女性問題を報じた週刊文春の発行元、文芸春秋社などを訴えた民事訴訟の第一回口頭弁論が28日、東京地裁で開かれた。 【写真】注目度の高さを示した松本人志の裁判 傍聴券に並ぶ行列が超~~~長い 松本側は、文春が12月27日発売号で、飲み会に参加した女性2人「A子さん、B子さん特定してほしい。誰か判らないと、認否は答えられない」と要求。文春側代理人は「認否は容易なはず。特定は必要ない」とした。 30日放送のMBS「せやねん!」では、裁判について特集。中村映莉子弁護士は「文春はどうやって勝訴するつもり?私が松本さんの代理人でも求めると思う」「事実の認否のためには、裁判所からも求められるのでは?」と松本側の主張に理解した。 さらに「ちゃんと調べたよ、あるいは事実だったよ、というのを立証しないとダメ。そのためにはA子さん、B子さんを呼んでこないと立証が完了しない」と、過去の判例にも言及して語った。 一方で、文春側には「秘策があるのでは?」とも語った。文春側の代理人、喜田村洋一弁護士について、「元日産社長カルロス・ゴーン氏の側近、ケリー氏の裁判を担当するなど、優れた経歴の持つ」と大物ぶりを紹介。「何か秘策があって、わざとやっているのでは?A子さん、B子さん、呼びませんとなると、よっぽど何か別の方法で、これはほんまやということを立証できる、部屋に監視カメラがあったとか、そんなことでないと、真実性を立証できない」とコメント。 「記事をしっかり取材したということを、取材源の人を呼ばんでも立証できるという自信があるんやったら、イケるんちゃうかなと思うんですけど」と“喜田村マジック”を予想した。