万博への修学旅行を控えた中学生 出前授業で環境テクノロジー学ぶ【長崎県長与町】
テレビ長崎
今年4月に大阪・関西万博が開幕するのを前に、長与町の中学校で未来のエネルギーや社会について学ぶ授業が行われました。 EXPOキャラバンは、大阪・関西万博をきっかけにSDGsなどについて学んでもらおうと、関係者が全国200以上の小中学校などで行う出前授業です。 東京の建設会社の社員が修学旅行で万博を訪れる予定の高田中学校の1年生約50人に環境テクノロジーを教えました。 紹介したのは二酸化炭素を吸収するコンクリートです。 温暖化対策のために開発しているもので、会場ではベンチなどの素材に使われています。 「シュー、紫色になってる」 コンクリートに含まれる素材に二酸化炭素を吹きかけると色が変わって発熱します。 生徒たちは最先端の技術に驚きながら見入っていました。 生徒 「酸素と二酸化炭素で違う反応、結果が出ておもしろかった」「(万博も)色々な技術があっておもしろそうだと思った」 生徒 「SDGsとかもちゃんと達成しないといけないと思ったし、常日頃から意識したい」 安藤ハザマ 笠博義さん 「未来の社会というと、AIだとかアンドロイドとか、新しい明るい面が前面に出るが、逆に言うとそこに行くために色々な課題を解決しないといけない。そういう社会的問題の解決をしていくのも、他でもない若い人が中心となると感じてもらえたら」 出前授業は今年3月までに県内ではあと2校で実施されます。
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