千曲鋼材、ファイバー機稼働 CADシステムも更新 茨城・浦安
特殊鋼鋼板を主体とする厚板加工販売の千曲鋼材(千葉県浦安市、鈴木聡社長)は、茨城事業所(茨城県常陸大宮市)と浦安工場倉庫(浦安市)に導入した小池酸素工業製12キロワットファイバーレーザー切断機「FIBERTEX6512―ZeroKF12000DBC」の稼働を軌道に乗せると同時に、CADシステムも更新した。老朽化した4キロワットCO2レーザーをリプレース、切断能力増強と省エネ化を図った。消費電力、消耗品の低減などで約50%のランニングコスト削減を見込む。茨城ではCO2レーザー2基分以上の切断量を達成、今後も切断量を拡大する。浦安は高張力鋼板など特殊鋼鋼板の板厚19ミリまでの安定切断を可能とし、より厚い鋼板切断に取り組む。