ロサンゼルスで発生したサンセット火災、観光名所が危険にさらされるも住宅被害なし
8日(現地時間)の夕方、ロサンゼルスで新たな火災が発生し、今度はハリウッドのランドマークである観光名所が危険にさらされた。この新たな火災はサンセット火災と名付けられ、午後5時30分頃、ハリウッドヒルズのラニヨンキャニオンで発生した。 ロサンゼルスで発生したサンセット火災、観光名所が危険にさらされるも住宅被害なし 火災はハリウッド大通りやハリウッド・ウォーク・オブ・フェームの近くで広がり、さらにマジックキャッスル、コメディ・ストア、TCL・チャイニーズ・シアター、エル・キャピタン劇場、マダム・タッソー蝋人形館、オベーション・ハリウッド、ハリウッド・ルーズベルトホテル、ハリウッド・ボウルといったロサンゼルスを象徴する観光名所の近くに迫っていた。 ハリウッド・ボウルの公式Xでは、「サンセット火災の影響で、避難命令が出され、ハリウッド・ボウルの全スタッフが無事に施設から避難しました」と述べ、「私たちの地域を守るために尽力している消防士の皆さんに心から感謝します」と投稿している。 消防士たちは夜通し消火活動を行い、火災は鎮圧され、翌日午前7時30分には、ロサンゼルス消防局が全ての避難命令を解除した。消防士の1人は、ロサンゼルスタイムズに対し、「ここで家が一軒も燃えなかったのは奇跡です」と語っている。 幸いにも、このサンセット火災では住宅への被害はなかったが、ロサンゼルス近郊で発生した山火事の影響により、5人が死亡し、1,000棟以上の建物が焼失する被害が出ている。 ※この記事は要約・抄訳です。