【アニエスベー】不朽の名品「カーディガン」を徹底解説!今こそ知りたい誕生秘話からディテールまで
『アニエスベー』の「カーディガンプレッション」大解剖
誕生から40年以上たった現在も、ますます幅広い層に支持されている「カーディガンプレッション」。誕生秘話やこだわりのディテールなど、その魅力にフォーカス。 【アニエスべー】飯豊まりえが着こなす!名品カーディガン [ agnès b. ] cardigan pression off-white ¥25300
ブランドの歴史
カーディガン(black)¥20900/アニエスべー 女性ファッション誌のエディターやフリーランスのデザイナーを務めたのち、1975年に自らの名を冠したブランドを立ち上げ、パリにショップをオープンさせたアニエス・トゥルブレ。 カルチャーを感じる小粋なカジュアルスタイルを提案するブランドからは、今回取り上げている「カーディガンプレッション」やボーダーTシャツなど、今もなおベストセラーとして愛され続ける数々のヒットアイテムが誕生。 瞬く間にフレンチカジュアルの代名詞的な存在となり、フランスだけにとどまらず世界中で注目の的に。日本へも1983年に初めて上陸を果たした。
誕生秘話
カーディガン(red)¥20900・(pink)¥25300/アニエスべー 1979年のある夏の暑い日、アニエスは、幼い頃にカーディガンを着て学校まで走っていたことを思い出し、当時、よく着ていたスウェットシャツの前身頃をはさみで大胆に切り開いた。 それをもとにしてルネッサンス時代の服や神父服のように、スナップボタンが狭い間隔で並んでいるデザインのカーディガンに作り変えたのだとか。 「大人のための子供服、またはその逆のような服を作りたかったのです」とは、アニエス本人の言葉。現在に至るまで、「カーディガンプレッション」はさまざまなバリエーションで登場している。
裏起毛とスナップボタン
裏起毛で温かみのある素材は上質なコットン100%。冬はニット感覚で、春や秋は軽めのアウターとして活躍すること必至。「カーディガンプレッション」を象徴するつややかなパールボタンはスナップ式で開け閉めもスムーズ。