亡き盟友に捧げる“てっぺん”の覚悟!元アクトレスガールズがマリーゴールドでプロレスラーデビュー決定!
23日、東京都・後楽園ホールにてマリーゴールド『DREAM✴STAR GP2024』が開催。プロテストに合格した練習生・山田奈保のデビューが発表された。 かつて、アクトレスガールズには【てっぺん☆】というユニットが存在した。 今年2月に不慮の事故で亡くなった朝陽さんを中心に松井珠紗、山田奈保、CatMASK calicoを加えた4人で活動していたが、朝陽さんがこの世を去ったことで状況は一変。 「てっぺん獲らないと朝陽に報いることができない」と決意を語っていた松井はマリーゴールドへ移籍。calicoも後を追うようにアクトレスを退団して姿を消してしまう。 最後に残った山田は「私にはてっぺん☆で得た夢があるんだ。私がいる限り終わらせやしませんよ!」と1人でてっぺん☆を守る決意を語っていたが、今年6月末に山田もアクトレスを退団。てっぺん☆は完全に消滅してしまった。
その後、マリーゴールドの会場で練習生としてセコンド等の業務に就く山田の姿が見られるようになる。しかし入団は正式にはアナウンスされていなかったため、アクトレス時代から彼女を知るファンは山田の去就を温かく見守っていた。 そんな中、今月19日には山田が非公開のプロテストに合格したことが発表。この日のリングに上ってファンへ挨拶を行った。 山田は「自分は、5月20日のマリーゴールドの旗揚げ戦を観戦し、そこから強く!このマリーゴールドのリングでプロレスラーとして花を咲かせたいと思いました。そして夏から練習生として参加させていただき、そして先日プロテストに合格致しました!私はここから、第2の山田の、山田奈保の人生を繰り広げていきたいと思っております。どうぞ皆さん応援のほどよろしくお願いいたします!」と語り、満面の笑みで天を指差すてっぺん☆のポーズを取った。 これにより松井、山田と元てっぺん☆の面々がマリーゴールドに集結。calicoの姿もどこかで見られる日が来るかもしれない。 2020年のアクトリングでアクトレスガールズデビューをした山田が仲間の遺志を継ぎ、“プロレスラー”となっててっぺんを目指す新たな物語が幕を開ける。
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