バックステージでEVIL（右）とSHO（左）に襲撃された高橋ヒロム

　新日本プロレス来年1月11日（日本時間12日）の米国・サンノゼ大会で引退試合に臨む米国在住の女子プロレスラー・坂井澄江（53）のパートナーに、「ハウス・オブ・トーチャー（H．O．T）」のEVILとSHOが急浮上した。 　同大会で引退する坂井は対戦相手の1人に高橋ヒロムを指名。それぞれがパートナー2人を引き連れて、ミックスド6人タッグマッチで激突することになった。 　ヒロムのパートナーはすでにスターダムの岩谷麻優、米AEWの坂崎ユカに決定済み。超異色トリオが実現するだけに、坂井のパートナー2人に注目が集まっていた。 　そして22日の後楽園大会では、第0試合でヒロムが「X」として登場。嘉藤匠馬の「夢☆勝ちます2024」の対戦相手を務め、逆エビ固めで完勝を収めた。 　するとヒロムのバックステージに何とEVILが登場。「ワールドタッグリーグ」の公式戦ではH．O．T入りの偽装工作でヒロムに翻弄されたEVILが話しかけていると、さらにSHOまで姿を現し背後からヒロムの首を絞める。 　EVILは「オメエ、唐津の恨み、忘れてねえからなコノヤロー。ドームの後、海の向こうに逃げ回っててもな、お前のこと追いかけまわしてグチャグチャにしてやるからな」と陰湿な発言を連発。SHOも「お前、サンノゼに行くらしいな。どうせ俺らから逃げるためやろうが」と呼応した。 　最後は「お前の対戦相手は俺とSHOで決定だからな。分かったか、よく覚えとけコノヤロー」とEVILが吐き捨て退場。対戦相手ということは、坂井のパートナー2人がEVILとSHOということなのか…。正式決定すれば、何だかとんでもない6人タッグマッチが実現しそうな気配だ。