手にできる幸運なオーナーは誰? ハーレーダビッドソン2024限定モデル〈ハイドラグライドリバイバル/タバコフェード〉
HYDRA-GLIDE REVIVAL(ハイドラグライド リバイバル):アイコンコレクション第4弾は、ミッドセンチュリーを感じさせる豪華主義!
第二次世界大戦が終わり、好景気に沸く1950年代のアメリカ。後に黄金期と呼ばれ、建築/インテリア/ファッション/クルマ/モーターサイクル、すべてがゴージャスになり、レジャーや旅行が一般的なものになっていく。インターステートハイウェイ(州間高速道路)網が急ピッチで整備され、ハイスピード化。ハーレーダビッドソンもまた、快適な乗り心地と高い安定性能が求められていた。 【この記事の写真をまとめて見る】ハーレーダビッドソン2024限定モデル〈ハイドラグライドリバイバル/タバコフェード〉 当時、スプリンガーフォークだった前輪サスペンションを、油圧のテレスコピック式フォークに進化させたのが、1949年のハイドラグライドだ。リヤサスを装備するデュオグライドの登場まで約9年間、パンヘッドエンジンを心臓部に、華やかなミッドセンチュリーを駆け抜けた。 このハイドラグライドリバイバルは、そんな古き良き時代を強く感じさせる。その名の通りハイドラグライドがモチーフで、生誕75周年を記念し、世界限定1750台/日本導入100台のみ販売。レッドラインレッドのカスタムペイントで仕上げられ、フューエルタンクには1956年式と同じデザインのバーチホワイトパネルがあしらわれている。 タンクバッジも年代が合わせられ、フロントのフェンダースカートにはスクリプトバッジも刻まれた。ハンドルバーライザーキャップにシリアルナンバーが入るほか、リヤフェンダーにも専用グラフィックが施され、限定生産モデルであることが強調されている。 また、21インチ(高さ53.3cm)の脱着式ウインドシールドの下部は赤い車体と同色化され、メーターグラフィックは1954-1955年式の速度計をオマージュしている。パンヘッド時代を彷彿とさせるラウンド形状のエアクリーナーカバーはクロームが施され、スチールレースホイールやフェンダートリムらとノスタルジックなムードを醸し出す。 ソロサドルは、フリンジと装飾が施されたレザーバンス/白のパイピングと赤のコントラストステッチ/クロームレールで仕上げられ、同色のブラックレザーのタンクストラップにはスタッズとコンチョがあしらわれた。 【HARLEY-DAVIDSON HYDRA-GLIDE REVIVAL】■️全長:2415mm ■️シート高:685mm ■️最低地上高:120mm ■️レイク:30度 ■️トレール:145mm ■️ホイールベース:1630mm ■️タイヤサイズ:F=130/90B16 R=150/80B16 ■️燃料タンク容量:18.9L ■️車両重量:332kg ■️空冷OHV4バルブV型2気筒 Milwaukee-Eight114 ■️ボア×ストローク:102×114.3mm ■️排気量:1868cc ■️圧縮比:10.5:1 ■️最大トルク:155Nm@3250rpm ■️最高出力:94HP/70kW@5020rpm ■️変速機形式:6速リターン ■️ブレーキ形式:F=ディスク R=ディスク ●色:レッドラインレッド ●価格:367万1800円