「奇跡を起こす」強化合宿を経てサッカー日本代表戦に臨む中国代表。現地は日本を破った指揮官に期待「己を知り、敵を知れば…」
サッカー日本代表は5日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)で中国代表と対戦する。中国代表はアジア最終予選に向けての強化合宿を実施してから、万全の状態で日本との試合に臨むようだ。中国メディア『捜狐』が現地時間5日に報じている。 【画像】サッカー日本代表、中国戦の予想フォーメーション 中国は9月5日に行われる試合に向けて、8月23日から全選手が合流し国内で合宿を実施したようだ。またチームを率いるブランコ・イバンコビッチ監督は、過去にオマーン代表を率いて日本代表を破った経験もある。そして、過去にオマーン代表を率いた際にも、約2週間の国内合宿を行なって準備を整えた上で日本戦に臨んでいた。 一方の日本代表は、開幕したばかりであるヨーロッパ各国リーグのクラブに所属している選手が大半ということもあり、約3日間しかチームとして練習ができていない。同メディアは、「一見すると相手のことを考慮していないように見えるがそうではない」と前置きした上で、「日本サッカーの長期にわたるシステム構築と才能の蓄積から、ヨーロッパのクラブに所属する選手は、たとえトレーニング時間が短くても、すぐに調子を取り戻し、溶け込むことができる」と、中国と比較して準備期間が短くても日本チームは強豪であることを強調。 そして、「対照的に、中国チームは間違いなく、試合に向けて入念な準備で多くのエネルギーとリソースを投資した」と述べた上で、「日進月歩の強さを誇る日本チームを相手に、その努力と真剣さが勝利につながるかどうかはまだ未知数だ。しかし、古いことわざにあるように、己を知り、敵を知れば、危険にさらされることはない。イワンコビッチ監督が選手を正しく起用できれば敵を倒すことができるだろう。中国チームが冷静に、信念を貫き、自分たちの持ち味を生かしたプレーをすることができれば、驚くべき奇跡を起こすことができるかもしれない」と、日本を破った経験のある監督の指揮で中国代表が再び奇跡を起こす可能性もあると指摘していた。
フットボールチャンネル編集部