大学卒業後勤続10年で課長代理に昇進しました。役職手当が2万円は妥当ですか?
※厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査結果の概況」を基に筆者作成 表2を見ると、32~33歳は係長の平均年齢にも達していません。新卒入社勤続10年で課長代理になるのは、早い出世と考えることもできます。 そのため課長代理の役職手当は2万円だったとしても、今後の昇進が順調に進めば、その分給与が上がるのも早く、結果的に多くの収入を得られる可能性もあるでしょう。
大企業の課長代理の役職手当はおよそ4万円
企業規模の大きい会社での課長代理役職手当は、およそ4万円です。金額だけで考えると、課長代理で2万円の役職手当は安い可能性があるといえるでしょう。 しかし、係長になる平均年齢が45.3歳であることを考慮すると、大学卒業後勤続10年で課長代理に昇進するのは早い出世といえます。順調に昇給すれば、最終的な収入は平均よりも多くなることも考えられるでしょう。 出典 厚生労働省中央労働委員会 令和3年賃金事情等総合調査(確報) 厚生労働省 令和3年賃金構造基本統計調査結果の概況 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部