外出先でもシートで手軽に汗の臭い対策を ロールオン、じか塗りも【経済トレンド】
蒸し暑い季節がやってきた。人に会う時は汗の臭いに気を付けたい。外出先でも手軽に首筋などの汗を拭けるシートタイプの商品に加え、臭いが出やすい脇に成分をしっかり付着させるロールオンやスティックといったじか塗りタイプの商品がある。(共同通信=出井隆裕記者) コーセーコスメポート(東京)は「デオカラット 薬用デオドラントボディシート」を2月に発売した。液たっぷりのシートタイプで、汗を抑える制汗有効成分、臭いの発生を防ぐ殺菌有効成分を配合。汗のべたつきを拭き取り、さらっとした状態が続く。アロマティックフローラルの香り。40枚入りで実勢価格は550円。 マンダムは「ギャツビー EXプレミアムタイプ デオドラントロールオン 無香料」の販売を2月に始めた。2種類の殺菌成分を配合し、汗や皮脂が出やすい男性の脇の臭いを防ぐ。皮膜を形成して成分が肌にとどまり続けるほか、汗が素早く乾いて快適さを保つ機能も備える。60ミリリットル入りで希望小売価格は1100円。
ライオンは「Ban(バン) 汗ブロックスティック プレミアム」が好評だ。2022年にリニューアルし、嫌な臭いを目立たなくする香料を新たに配合。脇などの汗の出口に「ふた」をして臭いの原因が出る前に抑える。「殺菌成分の効果で一日中しっかりと臭いを防ぐ」と担当者。20グラム入りで想定価格は880円前後。(いずれも価格は2024年6時点)