れいわ新選組の山本太郎代表（2024年撮影）

　れいわ新選組は、衆院選公示日の15日、山本太郎代表（49）が緊急入院したことを受け、櫛渕万里共同代表（56）が東京・錦糸町駅北口で第一声を上げた。 【写真】緊急入院した山本太郎代表の談話 　白いジャケットに政党カラーのピンクのシャツ姿で「おはようございます。れいわ新選組共同代表、櫛渕万里でございます」とあいさつ。続けて「まず急きょ、皆さまには錦糸町北口にお集まりいただき、ありがとうございます。昨日、深夜に山本太郎代表が緊急入院ということで、大変心配をおかけしておりますけど、れいわ新選組は変わらず一丸となって、今日からスタートします、衆議院選挙、全国の仲間と戦ってまいりますので、ぜひご注目のほどよろしくお願いを申し上げます」と語った。 　山本代表が13日放送のNHK「日曜討論」で物価高対策を巡り、石破茂首相（自民党総裁）に対して経済オンチと指摘。櫛渕代表もその流れをくみ「国民を救う政治に大転換していく、経済オンチから日本を取り戻す、その戦いです。失われた30年を取り戻す、徹底的な経済政策が必要だからです」と熱弁を振るった。 　山本氏は14日夜、テレビ朝日系「報道ステーション」で放送された7与野党党首による討論会に生出演し、積極的に発言していた。このところは代表として連日、さまざまな討論会などに出席し、党の業務もこなしていた。 　山本氏が緊急入院した理由など、詳細については明かされていないが、その後、党の公式Xで退院を発表した。