CYBERJAPAN一筋。リーダー・かなへぇが明かす15年間の“変化と挑戦”「人生は何が起こるかわからない」
思いも寄らなかった妹・加和の仕事に対するプロ意識
2019年には妹とのDJユニット「渡辺シスターズ」を始動させ、ダンスだけでなくDJにも取り組むようになる。 CYBERJAPAN DANCERSを支えてきた渡辺姉妹だが、“仲良し姉妹”の秘訣はどこにあるのか。 「妹と仕事をする前は、頼りないというか“鈍臭い”と思っていたんです。でもそれが、CYBERJAPAN DANCERSで一緒に活動するようになったときに、仕事に対するプライドやプロ意識がすごくしっかりしているなと。 そう感じる場面が多くて。一緒に妹と仕事ができて本当に良かったですし、姉妹が揃ってパフォーマンスすればパワーも2倍になる。妹には感謝も尊敬もしていて、かけがえのない相方だと思っていますね」
今は結婚よりも仕事に集中したい
妹の加和さんは6月3日、SNSで結婚を発表した。そのことについて、「先を越されちゃいましたね(笑)」と話す。 「妹は去年、卵巣嚢腫の手術を受け、そこから色々と人生を見る目が変わったというか。ある種、こういうきっかけがないと次に進めなかったと、今はお互い全てプラスに捉えています。 幸いにも、SNSで寄せられたコメントは『結婚おめでとう!』といった祝福の言葉で溢れていて、妹も『大好きなファンのためにこれからも恩返していく』という気持ちで、これからも特に何も変わらずにお互い頑張ろうと思ってます」 ちなみに渡辺さんは自身の結婚については「まだ結婚するのかしないのかはわからない」と明かす。 「私自身、CYBERJAPAN DANCERSに入る前までは『10代で結婚したい』と考えていました。それが仕事を始めてからは結婚を考える暇もなく、気づいたら15年過ぎていましたね。今は仕事の方が楽しいと感じているので、まずはそこに集中していきたいなと思います」
時代に乗るために何でも挑戦し、新しい自分を見つけたい
渡辺さんは、今後も時代に乗っていくために「何でも挑戦する」ことを胸に活動を続けていくそうだ。 「アパレルや音楽、ファッション、美容、お笑いも好きなので、これからも自分のやりたいことを全力でこなしていく予定です。さまざまなことにチャレンジしていくなかで、自分にぴったりハマるものが見えてくると思うんですよ。 元々はモデルになりたかったのに、まさかダンスで今のような人生になるとは想像もつきませんでした。人生は何が起こるかわからないので、常に自分の可能性を探していく姿勢を持ち続けながら、新しい道を切り開いていきたいです」 2024年5月には妹の加和さんと共にアパレルブランド「ALIBULA (アリブラ)」を立ち上げたほか、直近では、キャリア初のソロ写真集『ずっと』を発表(※妹の加和さんはソロ写真集『一緒だよ』を発表、姉妹のタイトルを合わせると「ずっと一緒だよ」になる)。CYBERJAPAN DANCERSを率いるリーダーの挑戦は続いていく。 <取材・文・撮影(人物)/古田島大介> 【古田島大介】 1986年生まれ。立教大卒。ビジネス、旅行、イベント、カルチャーなど興味関心の湧く分野を中心に執筆活動を行う。社会のA面B面、メジャーからアンダーまで足を運び、現場で知ることを大切にしている
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