応用分析計のマザー工場 埼玉に完成 11月全面稼働へ 東亜DKK
計測器や分析器を手掛ける東亜ディーケーケーは18日、埼玉県狭山市に建設していた生産拠点「狭山インテグレーションセンター」の竣工式を開催した。老朽化が進んでいた狭山テクニカルセンターからの建て替えで、鉄骨造り4階建て、延べ床面積8255平方メートルの規模で建設。全面稼働は11月を予定する。 【関連写真】完成した「狭山インテグレーションセンター」 高橋俊夫社長は「東京エンジニアリングセンター(東京都東大和市)の技術部隊が集結する。開発研究、設計生産が融合することで新たな製品や技術を生み出したい」と抱負を述べた。 新棟は、エンジニアリングセンターから応用分析計の設計・製造機能を移転統合。マザー工場としての役割を担い、新製品の開発から量産までの迅速化を狙う。自動倉庫を導⼊して高度な物流施設としても運用する。 再生可能エネルギーの活用と省エネ対策によりエネルギー削減率100%を実現。ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)認証、BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)の最⾼評価である5スターを取得している。
電波新聞社 報道本部