コーヒーを10日間やめたらどうなる?実際に「カフェイン断ち」を試したイギリス人女性が語る体験談
ジェニファー・ロペスは、カフェインとアルコール両方の摂取を制限しているそうだ。このチョイスは、彼女の心身の健康に影響があると思っているからだと、少し前に明かしている。そこでUK版『ハーパーズ バザー』のエディターであるステファンが、実際に10日間の「カフェイン断ち」を決意。 【写真】質の良いデカフェを頼むには? 家で美味しく飲む方法など...バリスタに聞いた、おすすめのデカフェコーヒー ステファンのコーヒーへの愛は、高校時代、薄くてシロップの甘みが広がる“カプチーノ”から始まった。それから大学生になり、インスタントコーヒーを卒業し、スターバックス、おしゃれでヒップなロースターへと移行。いつの間にか大好きなコーヒーは、愉しみというよりは必須のものになっていったという。 1日に少なくとも2杯、ほぼ3、4杯を摂取していたというが、あまりにもコーヒーに頼りすぎていると感じ、「コーヒーなしの生活はどんな感じかを知る必要があった」のだとか。以下に、その変化をみてみよう。
少なくとも最初は、ものすごく糖分を欲する
カフェイン断ちの主な副作用として一般的に頭痛や眠気が知られているが、彼女が予想もしなかった副作用は、飢餓感の高まりだった。エネルギーレベルの落ち込みは、すぐに気分を上げてくれるような、基本的には何か甘い物への飢えを残したという。健康的に甘いものへの欲求を満たして、そのご褒美を楽しめるよう、十分な量のフルーツを用意しておくのをお勧めする。
ハーブティーは最適な代替品
ステファンがコーヒーを大いに楽しむ理由のひとつは、カフェインとはなんの関係もなく、ただ、忙しい一日の始まりを前にして、精神的な準備を整える間、何か温かくて心安らぐものをすする時間を取るという習慣だった。だからこそハーブティー(アップルシナモン、レモンジンジャー、ミントなど)を飲むのは、カフェインフリーの生活の当初の傷みを減らしてくれる、美味しい方法になった話す。
早寝早起きをし始めた
さて、この実験におけるポジティブな副作用について。ステファンは適正な時間、ほとんどの夜を10時、もしくは10時30分頃には眠りにつくようになった。早く就寝するようになってから2、3日後、朝5時30分にすっきりとした気分で、目覚ましアラームのスヌーズボタンを押すこともなく目覚めることができたのにはびっくりしたという。
やがて気分が良くなる
4日目か5日目に、彼女は気分がより良くなり始めたが、7日目から10日目に、本当に峠を越えた。カフェイン断ち直後の頭痛も完全に消えて、ここ何年かの間で初めて、コーヒーなしで十分に安らげたように感じた。 このことについて、「頭を働かせるためにコーヒーが絶対に必要だと思っているほとんどの人々にとって、実はそうではないのだと教えてくれた。つまり体に、カフェインゼロ(または最低限のカフェイン)で、頭が働くように再調整する時間があれば、ずっとサステナブルなエネルギーを体感することができる」と振り返っていた。