MLB開幕は日本より先？米記者が有力計画を検証…6月中旬から7月4日に開幕、80から100試合でWSは12月上旬まで
ただ、「多くのことが流動的で不透明だ。新型コロナウイルスの検査不足が国中の懸念として残る中で、人々はメジャーリーグのシーズンを開始することについてどれだけ真剣に考えることができるのだろうか。何ひとつとして簡単にはいかない。例えば、新型コロナウイルスに感染して、選手が1人、もしくは、それ以上がいなくなってもチームが試合を続けられるようにするための協定を作る必要があるだろう。すべてをうまくまとめたとしても、困難に打ち勝つことは難しいように思える」とも考察した。 同記者の再開プラン検証のまとめは、「メジャーリーグは、107億ドル（約1兆1400億円）市場（のビジネス）であり、国の“魂“でもある。これらの(再開に向けての）努力を止めるには、あまりに大きすぎるものが野球にはある」というものだった。 現在、日本のプロ野球も開幕が延期されており、連休明けには、具体的な開幕日程を定める方針。早ければ6月中旬の開幕を目指しているが、メジャーリーグが先行すれば、日米で置かれた環境は大きく違えど、いい手本になるのかもしれない。
