兵庫県知事選挙に立候補した7氏の経歴・政策まとめ
斎藤氏は兵庫県神戸市出身、東京大学卒業。総務省を経て、2021年の兵庫県知事選挙で初当選
斎藤氏は1977年兵庫県神戸市須磨区出身、東京大学経済学部卒業。総務省に入省し、新潟県佐渡市、福島県飯舘村、宮城県庁、大阪府庁に勤務。佐渡市企画財政部長、大臣官房秘書課秘書専門官(総務大臣政務官秘書官)、宮城県総務部市町村課長、同 財政課長、都道府県税課理事官、大阪府財務部財政課長等を歴任しました。2021年に総務省を退職し、同年の兵庫県知事選挙に初当選。今年9月に兵庫県議会の不信任決議を受け自動失職しました。
斎藤氏が掲げる政策とは
斎藤氏は自らのホームページにおいて以下の政策を公表しています。 1 未来を担う若者が輝く兵庫 ・大学教育無償化の先鞭としての県立大学の授業料等無償化完成へ ・県立高校の環境整備(全教室へのクーラー整備、体育館の空調整備) ・高校生・受験生自習室プロジェクト 官民連携で1000席を目指す ・毎年100人高校生のチャレンジ留学 官民連携・海外武者修行プロジェクトの進化 ・不登校対策の強化(全ての小中学校での不登校児童生徒支援員の配置、高校での対策強化) ・子育て世帯向けの県営住宅を増やす(10年間で約1000戸増を目指す) ・不妊治療支援特化条例の制定、大阪など近隣府県への通院費用の助成 ・子供の遊び場充実プロジェクト ふわふわドームと室内遊び場の充実 2 誰もが活躍できる兵庫 ・2025大阪・関西万博のレガシーとしての兵庫フィールドパビリオンによる国際交流・観光促進 ・兵庫を「社会課題解決型スタートアップ」の中心地に ・女性経営者等への子育てサポートの充実 ・次世代産業の拠点としての尼崎フェニックス事業用地、播磨臨海地域の水素シティー構想 ・有機農業推進条例の制定による生産流通消費(学校給食)の拡大 ・環境創造・脱炭素型の兵庫水産業活性化プロジェクト ・スポーツコミッションの創設 プロ・アマ全てのスポーツを地域活性化に 3 安全安心に暮らせる兵庫 ・AIカメラを活用した客引き防止対策強化 安全・安心なまちづくりへ ・特殊詐欺被害対策課の創設 高齢者の暮らしを守る ・通学路等の横断歩道安全対策プロジェクト 歩行者に優しいまちに ・阪神淡路大震災30年、創造的復興サミット 世界トップクラスの防災先進自治体へ ・河川の堆積土砂対策、道路の草刈り負担軽減、地域の県道の補修 地域社会を支える取り組みの強化 ・基幹道路ネットワークの整備 地域を支えるインフラの強化 ・特別支援学校の狭隘化対策など更なる環境の充実 4 県政改革等が進む兵庫 ・海外事務所の更なる見直し 民間主導の国際交流へ ・約1500億円の隠れ借金問題(森林事業や地域開発事業)への対処 過去の負の遺産の整理 ・県の貯金(財政基金)を200億円規模に 災害時などにスピード感ある対応へ ・防災機能や働き方改革を志向したコンパクトな県庁舎再整備 事業費1000億円を実質半分程度へ