FC東京・クラモフスキー監督「一日一日を楽しむ」46歳の抱負語る「アマラオさんもバースデーですね」
FC東京のピーター・クラモフスキー監督(46)とMF佐藤龍之介(18)が16日、それぞれ誕生日を迎えて一つ年を重ねた。この日、小平グラウンドで取材に応じたクラモフスキー監督は「変わらず、毎日毎日成長することと、一日一日を楽しみたい」と抱負を語った。 監督とチーム最年少が、同じ日に誕生日を迎えた。報道陣からそう聞かれると、クラモフスキー監督は「(2003年までFC東京に在籍した)アマラオさんもバースデーですね。彼らの誕生日も祝いたいですね」と、『キング・オブ・トーキョー』の祝福も忘れなかった。 46歳の抱負を聞かれた指揮官は「毎日毎日成長することと、一日一日を楽しむことだと思います。どこにいたとしても、その意識に変わりはありません。自分の周りにいる人たちも同じようにそう感じてくれたらと思います」と話した。 前日にはオーストラリアと日本のW杯アジア最終予選を埼玉スタジアムで観戦。指揮官は、新体制となった母国の奮闘に「引き分けを喜びたくはないけど、日本と引き分けたのは豪州にとっては朗報。日本をリスペクトしているので、勝ち点1でもうれしく思います」とエールを送った。 18日にはリーグ再開初戦の敵地・神戸戦を控える。勝利の水浴びが待っているのか。冗談交じりに「そうかもしれないね。勝ち点3が取れれば笑顔になれると思います。ただ、おそらく水をかけられる前に、私は走って逃げます」と笑った。 そして、少し緩んだ頰を引き締め「金曜日に関しては私の誕生日は関係ありません。FC東京対前年度の優勝チームです。自分たちがしっかりやれると信じてそこに乗り込み、全てを出すだけ。楽しみにしています」と、今季も優勝争いを演じる昨季王者に全力で挑む。 〇…18歳になった佐藤は、”成人の誓い”を打ち立てた。「大人の仲間入りとして本気でプロの世界で活躍することが目標です。18歳になったからといって変えることは何もない。これまでやってきた通り、今のモチベーションのまま試合で活躍する選手なりたいです」と誓った。メンバー入りの期待も高まる神戸戦に向け「いい状態で来ている。入るタイミングとしては狙ってきた。もしメンバーに入ったら自分の気持ちを出したい」と、気を引き締めた。
中日スポーツ