アルカラス「サンシャイン・ダブル」まであと3勝 失セット0でマイアミOP8強へ<男子テニス>
マイアミ・オープン
男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は26日、シングルス4回戦が行われ、第1シードのC・アルカラス(スペイン)が第23シードのL・ムセッティ(イタリア)を6-3, 6-3のストレートで破り、3年連続3度目のベスト8進出を果たした。 【アルカラス、シナー、メドベージェフらマイアミOP組合せ】 20歳で世界ランク2位のアルカラスは2022年の同大会王者。昨年は準決勝でJ・シナー(イタリア)に敗れており、今年は王座奪還を狙う。 今大会は初戦の2回戦で世界ランク64位のR・カルバレス バエナ(スペイン)、3回戦で同47位のG・モンフィス(フランス)をそれぞれストレートで下し16強入りを決めた。 この試合の第1セット、アルカラスはサービスゲームでわずか5ポイントしか落とさないプレーを見せムセッティに1度もブレークポイントを与えることなく先行する。第2セットは第6ゲームで先にブレークするも、直後の第7ゲームでこの日初のブレークを許し追いつかれる。 それでもゲームカウント4-3で迎えた第8ゲームでとどめとなるブレークに成功。1時間26分で準々決勝進出を決めた。 準々決勝では第11シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。ディミトロフは4回戦で第8シードのH・フルカチュ(ポーランド)をフルセットで下しての勝ち上がり。 今月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)を制しているアルカラスはマイアミ・オープンとの連続優勝である「サンシャイン・ダブル」達成まであと3勝に迫っている。 同日には第2シードのJ・シナー、第3シードのD・メドベージェフ、第22シードのN・ジャリー(チリ)らが8強へ駒を進めた。