【丁寧に作る朝ごはんレシピ】 きゅうり1本のっけトースト 「食欲が湧かない日にもいいんです」
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。 絶品 “のっけごはん” レシピ(全31品)の画像を一気見! きょうの当番は、白央さん。
vol.29 きゅうり1本のっけトースト
きゅうり1本を薄く輪切りにしてのっけた、シンプルなトースト。夏の朝、食欲はあまりないけど、何か胃に入れておきたい……なんてときにいいんです。 おいしさのポイントは、なるたけキュウリを薄く切ること。はい、私も面倒なときは作りません(笑)。きちんと料理したい、丁寧な気持ちがあふれる日によく作っています。 ■材料(1人分) ・食パン:1枚 ・きゅうり:1本 ・塩:ひとつまみ ・マヨネーズ、こしょう、オリーブオイル:適量 ・ピンクペッパー:お好みで ■作り方 (1) きゅうりを薄く輪切りにし、ボウルなどに入れて塩ひとつまみを加え、全体になじませる。 (2) 食パンを好みの焼き具合にトーストして、マヨネーズをぬり、こしょうをふる。 (3) きゅうりをのせて、オリーブオイルをふり、ピンクペッパーを散らす。 キュウリにまぶす塩はごく少量でOK。ごく軽く揉むように全体を和えていくうち、しっかり水気が抜けていきます。絞らずにそのままのせてください。 マヨネーズは好みで辛子マヨネーズでも。きゅうりだけでなく、しらすや刻んだミョウガを混ぜても美味しいですよ。 ときに昨日のしらいさんのゴーヤと香菜の合わせたの、おいしそうでしたね。あざやかな緑を目にして、私も緑を食べたくなりました。 おいしいもののっけ隊(隊員2名) 白央篤司(はくおう あつし) 「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。 しらいのりこ お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
白央篤司