松本若菜、悪女役でフジ連ドラ初主演! 新・木曜劇場『わたしの宝物』10.17スタート
松本若菜が主演するドラマ『わたしの宝物』が、フジテレビ系にて10月17日より毎週木曜22時に放送されることが決まった。松本は2クール連続で民放連続ドラマ主演を務めることとなり、今作がフジテレビの連続ドラマ初主演。 【インタビュー】松本若菜、SixTONESのYouTubeで松村北斗を研究 『西園寺さんは家事をしない』初共演も息ぴったり! 本作は、夫以外の男性との子供を、夫との子と偽って産んで育てる「托卵(たくらん)」を題材に、“大切な宝物”を守るために悪女になることを決意した一人の女性とその夫、そして彼女が愛した彼、3人のもつれ合う感情を完全オリジナル脚本で描く、大人の恋愛ドラマ。 プロデュースを務めるのは、“昼顔妻”を描いた『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(2014年7月期)と、“セックスレス”をテーマにした『あなたがしてくれなくても』(2023年4月期)を手がけた三竿玲子プロデューサー。今作は、そんな踏み越えてはいけない一線で葛藤する女性を描いた『昼顔』『あなして』の流れをくむ、夫婦のタブーを扱ったドラマの第3弾となる。 本作のテーマである「托卵」とは、動物の習性のひとつであり、自分の卵と、誕生したひなの世話を他の個体に託す行為のことだ。カッコウなどの鳥類は、他の鳥の巣に卵を産み付け、その鳥にふ化したひな鳥を育てさせている。しかし、それはカッコウに限った話ではない。周囲の人間に決して言い出せないことから明るみにはならないが、夫以外の男性との子を産み、「夫との子である」と偽って夫に育てさせる女性が実際にいるという。本作は、「托卵」という禁断の決断を下した主人公と、その真実にほんろうされていく2人の男性の運命を描いた愛憎劇である。 主人公は、専業主婦の神崎美羽。かつては大企業に勤めバリバリ働いていたものの、「子供が欲しい」と苦渋の決断をし、仕事をやめて家庭に入った女性だ。しかし、多忙な日々の中で夫・神崎宏樹との愛はすでに冷め切っており、妊活をするどころかモラハラまがいの厳しい言葉を受けるように。外では“理想の夫”を演じて、家ではつらく当たる宏樹に耐えながら、美羽はかごの中の鳥のように毎日を送っていた。 そんな時、かつてひそかに思い続けていた幼なじみ・冬月稜と偶然再会する。彼は、美羽が苦しい時に必ず助けてくれるヒーローのような存在で、最愛の人でもあった。「彼が救いにきてくれた…」。そう感じた美羽は再び冬月に思いを募らせていく。最初は心のつながりだけで十分と思っていた美羽だったが、宏樹のある行動がきっかけでついに冬月と一夜を共にしてしまい、彼の子供を宿す。 仕事を辞めた美羽には離婚してシングルマザーになる道は残されておらず、もし宏樹が真実を知れば、子供がどうなるか分からない。「この子だけは、必ず私が幸せにする」。追い詰められた美羽は、愛する人の残してくれた宝物を守るために、悪女になる決断をする。冬月との子供を、宏樹の子供であると偽り、彼に育てさせるのだ。しかし、この「托卵」という禁断の決断が、美羽、宏樹、冬月、3人の運命を激しく狂わせていく…。 美羽を演じる松本若菜は、現在放送中のドラマ『西園寺さんは家事をしない』(TBS系)で、ゴールデン・プライム帯連続ドラマ初主演。徹底して家事をしない主人公・西園寺さんを演じ、その真っすぐでキュートなキャラクターに大きな注目が集まっている。 松本は視聴者に向け、「あなたの宝物は何ですか? このドラマを通して、私は1つの宝物を守り抜きたいと思っています。最後までそれを見届けていただけたらうれしいです。ぜひご覧ください」とメッセージを寄せた。 併せて、イメージビジュアルも解禁。愛と罪のはざまでもがき苦しむ美羽の姿を、白と黒、そしてタイトルにあしらわれた毒々しい赤色で象徴的に表現したビジュアルとなっている。さらに、美羽の両隣には、2人の男性の姿が…。本作において重要な役どころとなる夫・宏樹と幼なじみの冬月を演じるキャストも近日公開予定。 木曜劇場『わたしの宝物』は、フジテレビ系にて10月17日より毎週木曜22時放送(初回15分拡大)。 松本、三竿プロデューサーのコメント全文は以下の通り。