選抜戦1号艇の前田将太がシリーズの中心/ボートレース平和島
ボートレース平和島では10日、「第62回東京中日スポーツ杯 第37回東京新聞盃」の前検日が行われた。 東京はここ数日天気がすぐれず、気温も下がって秋の気配が深まってきたが、前検日も上空は雲に覆われ、北寄りの風が吹くコンディションとなった。当地ではホーム向かい風がしっかりと吹いており、初日から数日は晴れれば気温が再上昇する予報も出ている。このため、風や湿度、気圧の変化が予想され、細かな調整力が問われる日々が続きそうだ。 今節の主役は何と言っても前田将太だ。今回は記念ロードの合間を縫っての参戦であり、実力上位であることは誰もが認めるところだ。前回の当地(5月のモーターボート大賞)でも上位級のスリット足に仕上げて好走して優出しており、水面との相性も良い。手にした52号機は、前節5日目に転覆があったエンジンだが、乗り手である前田の手応えは悪くない様子だ。初日のメインカード「平和島選抜」では1号艇に乗艇することが決まっており、イン速攻を決めて本命党の期待に応える走りが期待される。 また、注目のエンジン・19号機は田路朋史に渡った。田路は早速好調なスリット足を見せ、前検では1番時計をマーク。一躍注目を集める存在となった。
マクール