石破総理ら出席の追悼式会場周辺で“刃体10センチ”の「果物ナイフ」所持容疑で20歳男子大学生を逮捕 鞄から複数の刃物見つかる
1日午後、石川県輪島市の能登空港駐車場で果物ナイフ1本を所持していたとして、警察は兵庫県に住む20歳の男子大学生を銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕しました。当時、空港近くでは石破総理らが出席して能登半島地震や奥能登豪雨の犠牲者を悼む追悼式典が行われる前でした。 【写真を見る】追悼式典の会場と出席した石破総理 銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕されたのは、兵庫県西宮市に住む20歳の男子大学生です。 男は1日午後2時20分ごろ、輪島市にある能登空港の駐車場で、正当な理由がないのに刃体の長さおよそ10センチの果物ナイフを所持していた疑いがもたれています。 調べに対し、男は「間違いありません」と容疑を認めているということです。 警察によりますと、追悼式典の会場周辺で不審な行動をしていた男に警察官が職務質問したところ、持っていた手提げかばんの中からナイフが見つかりました。 このほか男はカッターナイフなど複数の刃物も所持していたということです。 警察は、男が単独犯とみて、犯行の動機を詳しく調べています。 能登空港近くの日本航空学園能登キャンパスでは1日午後3時半すぎから、石破総理や岸田前総理らおよそ450人が出席して、能登半島地震と奥能登豪雨の犠牲者を悼む追悼式典が開かれていました。
北陸放送