ヒッチコックのストーリーボードから“画面づくりの秘密”紐解く書籍発売
書籍「ヒッチコックとストーリーボード 9つの傑作から解き明かす画面づくりの秘密」が本日8月21日に発売された。 【画像】「めまい」を紹介する中面ページ ストーリーボードとは、プロダクション段階におけるさまざまなイラスト、舞台セットのスケッチなどを指すもの。同書では映画監督アルフレッド・ヒッチコックの作品における、ソール・バス、サルバドール・ダリ、ヘンリー・バムステッドら共同制作者たちとのストーリーボードの役割を探る。関連図版を数多く掲載。「めまい」「北北西に進路を取れ」「サイコ(1960年)」「鳥(1963年)」など9作品の制作過程をたどっていく。なおヒッチコックはストーリーボードを重要視していたことで知られ、「めったに自身ではカメラをのぞかない、なぜなら前にストーリーボードで作ったのと同じ映像になっているからだ」と述べたという。 税込価格は3960円で、144ページ。目次は以下の通り。 ■ ヒッチコックとストーリーボード 9つの傑作から解き明かす画面づくりの秘密 □ 目次 ・イントロダクション ・Chapter 1──三十九夜(1935) ・Chapter 2──疑惑の影(1943) ・Chapter 3──白い恐怖(1945) ・Chapter 4──めまい(1958) ・Chapter 5──北北西に進路を取れ(1959) ・Chapter 6──サイコ(1960) ・Chapter 7──鳥(1963) ・Chapter 8──マーニー(1964) ・Chapter 9──引き裂かれたカーテン(1966) ・CONCLUSION: トパーズ(1969)&ファミリー・プロット(1976) ・用語集 ・フィルモグラフィ&索引 ・謝辞