【陸上】福永凌太が400mで銀メダル! 唐澤剣也、佐藤友祈、鬼谷慶子も銀 日本勢は9個のメダル獲得/パリ・パラリンピック
パリ・パラリンピックが8月30日から9月8日まで行われ、男子400mのT13クラス(視覚障害)は福永凌太(日体大)が48秒07で銀メダルを獲得した。 パリパラリンピック 日本人全成績をチェック!! 昨年の世界パラ選手権で金メダルを獲得している福永。5日に行われたレースは大雨のコンディションで実施され、終盤までアルジェリアの選手と競り合いとなったが、0.64秒差で振り切られた。 男子5000mのT11クラス(視覚障害)では、唐澤剣也(SUBARU)が14分51秒48とアジア新記録を樹立して銀メダル。唐澤は1500mでも4分04秒40のアジア新で4位に食い込んだ。男子400mT52クラス(車椅子)では佐藤友祈(モリサワ)が56秒26で2位。東京大会に続く連覇は果たせなかったが、パラリンピックで3大会連続のメダルを獲得。さらに100mも3位で銅メダルを手にした。 また、パラリンピック初出場の鬼谷慶子(関東パラ陸協)が、女子円盤投F53クラス(座位)で15m78を投げて2位となった。5月の世界パラ選手権に続く銀メダルで、この時に樹立したアジア記録(15m49)も大きく更新した。 このほか、男子100mT13クラスの川上秀太(アスピカ)、同400mT52クラスの伊藤智也(バイエル薬品)も3位でメダルを獲得。最終日のマラソンでは男子車いすの鈴木朋樹(トヨタ自動車)、女子視覚障害の道下美里(三井住友海上)も銅メダルに輝き、日本勢は銀メダル4個、銅メダル5個という成績を残した。
月陸編集部