早くも5敗目、多くのファンが早々に退席…ソシエダ指揮官「欧州大会を争っていたらなかったとは思う」
レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督は、オサスナ戦を振り返った。 ラ・リーガ第11節でオサスナをホームに迎えたソシエダ。しかし23分、33分と前半に立て続けに失点する苦しい展開に。後半には複数の選手を投入して状況の打開を図ったものの、そのまま0-2で敗れている。 【動画】久保建英、途中出場から強烈シュート! 久保建英をベンチに置くなど、過密日程を考慮してか複数選手を入れ替えたものの、リーグ戦5敗目を喫したソシエダ。試合後、イマノル監督は「0-2でもトライしたし、後半はうまくいった。今日見せたクオリティを考えると難しい。優位に試合は進めていた。だが、特に2点目で崩れてしまった」と振り返っている。 「状況を変えるために全力を尽くしている。ベストを尽くして結果を残し、ファンがハッピーエンドで帰れるように戦っているんだ。心配はしていないが、今日のような結果は厳しいね。それでも、チームは諦めていない。もっと勝ちたい」 これでラ・リーガ11試合で3勝3分け5敗、12位に転落するなど苦しい戦いが続くソシエダ。イマノル監督はファンに対し「これほど多くの人が来てくれたのは素晴らしい。チームの原動力はファンなんだ。大勢の人が来てくれたのは、我々が正しいことをしてきたからに違いない。選手の献身は責められないよ。だが、望んでいるのは勝利だ」とし感謝を口に。一方で、試合中にスタンドを後にしたファンが多かったことを問われ、以下のように答えた。 「私は過去に生きていないし、我々がやったことではない。だが、我々が近年のようにヨーロッパの大会の出場権を争っていたら、なかったことだとは思う。まだ道程は長い。チームは違う一面を見せていたし、今日は事故に遭ったからといって、すべてが変わるわけじゃない」