【ライブレポート】シャイトープ、全国ツアー『Here, There and Everywhere』完走!「本当に最高のツアーでした」(佐々木想)
■ツアーファイナルでは新曲「再会」も初披露!11月8日22時にはMVも解禁 シャイトープが、全国16都市を巡る全国ツアー『シャイトープ LIVE TOUR 2024 “Here, There and Everywhere”』のファイナル公演を11月7日に神奈川・KT Zepp Yokohamaで開催。全18曲を披露し、大盛況のうちにツアーを終えた。 【画像】KT Zepp Yokohama講演の様子(ライブ写真全6枚) ライブは、オーディエンスへの挨拶代わりという意味も込め、代表曲「ランデヴー」からスタート。 儚く美しい演奏と歌声で会場を一気に魅了したあと、アップテンポナンバー「誘拐」、メンバーの背後が火花の演出で照らされた「Burn!!」で会場の温度を一気に上昇させ、タカトマンの激しいドラムソロの繋ぎを挟み、終わってしまった関係をポップに歌った、もはやフェス定番曲とも言える「curry & rice」を披露。 そして、バンドのなかでも珍しいR&B調の「Summer Conte」、人気曲の「pink」、切なく苦しい失恋バラード「桃源郷」でオーディエンスの心をグッと掴んだシャイトープは、メンバー3人のセッションを挟み、「タビビト」「tengoku」を続けて演奏した。 MCを挟んだあと、“君がいるから今日も生きていける”と歌う「ミックスジュース」、“勝ち続けてゆくんだ”とバンドとしての決意を歌った「Begin Again」、日々の退屈さや疲れを吹き飛ばす「None」などを力強く歌い上げた。続けてミラーボールの光を星に見立てた演出で「river」を演奏。オーディエンスの心を躍らせた。 最後に「このツアーのタイトルを“Here, There and Everywhere”にしました。これは、直訳すると、“ここにもそこにも、至るとこにも”という意味になります。このツアーは今まで行ったことない場所を中心に回るというコンセプトを引っさげていました。僕たちは、ここにもそこにも、どんなところにだってシャイトープはあなたのそばにいるよと伝えたかったです。生きていたら、絶望するときもあると思うし、なんか今日うまくいかないな、気持ちが晴れないなと思う日だってあると思います。でも、大丈夫。僕たちはそういうあなたのそばにいます。そばにいたいと願っています。俺たちは音の鳴る場所であなたたちを待っています。本当に最高のツアーでした」と佐々木想が話し、メジャーデビューシングル「ヒカリアウ」を披露。明日を生きる“ヒカリ”や希望を目いっぱいに放った。 アンコールでは、11月8日に配信リリースした新曲「再会」を初披露。この楽曲は何度生まれ変わってもきっと君に恋をするという、等身大の愛を唯一無二の言葉選びで歌い上げるラブソング。初めてストリングスアレンジが施され、エモーショナルな歌声と温かい演奏で包まれる珠玉のバラードだ。 シャイトープは「メジャー2ndシングルの『再会』という楽曲を約束どおり、今から初披露したいと思います!」と告げ、この曲を優しく多幸感溢れる演奏で披露。オーディエンスの胸を感動で包み込んだ。 ダブルアンコールでは彼らの始まりの曲である「マーガリン」を演奏。“バターより安いマーガリン/そんな生活で構わないさ”と、お決まりのシンガロングが繰り広げられ、会場は高揚感と一体感で包まれた。 なお、11月8日22時には「再会」のMVが公開された。ドラマシーンとメンバーの演奏シーンを織り交ぜた、エモーショナルでピュアな愛を描いた映像になっている。こちらもぜひチェックしてみよう。 リリース情報 2024.11.08 ON SALE DIGITAL SINGLE「再会」
THE FIRST TIMES編集部