宅地開発許可の取り消しを 住民が奈良県を提訴 「地盤調査が不十分。個人の生活をないがしろに」
関西テレビ
奈良県生駒市で計画されている住宅地の開発で、近隣住民が、盛土が行われる地盤の調査が不十分だとして、開発許可の取り消しを求める訴えを起こしました。 訴状などによると、生駒市の土地およそ12万平方メートルを住宅地などにする大規模開発が計画されていて、奈良県はことし6月、業者へ開発の許可を出しました。 近くに住む男性は、地盤などを調べるボーリング調査が不十分だったなどとして、県に対し、開発許可の取り消しを求め28日、提訴しました。 【訴えを起こした男性】 「(この開発は)許せないでしょうね」 「個人の生活をないがしろにする生駒市なのか、奈良県なのか、業者なのか」 奈良県は、「訴状が届いていないため、コメントは控える」としています。
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