知ってた?鮭とサーモンの違い。同じと思っていた人がきっと驚く意外な事実とは|管理栄養士が解説
鮭のホイル焼きやちゃんちゃん焼きといった鮭が美味しい季節ですね。サーモンと鮭の違いや注目すべき栄養素についてご紹介します。美容や健康のためにも鮭をお勧めします! 【写真】鮭とサーモンは何が違う? ■サーモンと鮭の違い 同じサケ科に属し学術上は同じですが、育つ環境に違いがあります。サーモンは、淡水で育つことが多く養殖されており生食が可能です。身の色も濃いことが特徴です。対して鮭は、海水で育ち天然物が多く加熱する必要があります。身の色は薄く皮付きで売られていることが多いです。 ■強い紫外線を防ぐ 夏だけでなく、寒い季節の紫外線も強くしっかりケアすべきです。紫外線ダメージは体のなかで活性酸素を生み出し健康に影響を与えます。この活性酸素を減らす物質が、鮭やサーモンに含まれる赤い成分アスタキサンチンです。シミ予防が期待されています。 ■自然界最強?!アスタキサンチン アスタキサンチンの抗酸化作用は、同じ作用をもつβ‐カロテンの約10倍、抗老化に働くビタミンEの約1000倍。シミを改善するビタミンCの約6000倍に匹敵するほど高いことが最強の所以です。 ■熱に弱いの?強いの? アスタキサンチンは、熱や光に強く量はほとんど影響しません。エビなど身がグレーの色であっても、加熱すると本来のアスタキサンチンの赤色を呈します。色がグレーでも赤でも量は変わりません。 ■おすすめのちょい足し食材 ■■レモン ビタミンCと一緒に摂取することで相乗効果。サーモンのムニエルなどにレモンを添える食べ方は理にかなっています。 ■■油 アスタキサンチンは脂溶性のため、油と一緒に摂取すると吸収率がアップします。一年を通してサーモンは手に入りますので、美味しい鮭を摂取して美容と健康維持にお役立てください。 ライター/美容栄養士 Keiko 管理栄養士×美容食インストラクター/ワンストーリーアワードジャパン2023講師 15年以上の栄養士・管理栄養士歴を経て、美容食で女性の美容と健康を守る!ただ食べるだけでなく、摂る栄養素や組み合わせをとことん“美”にこだわりインナーケアする美容食で、体の中の細胞を目覚めさせ、整え、キレイに。『輝き自信あふれる明日を美容食で!』をモットーに、明日からできる美容食の知識を伝えている。Instagram:@beauty.diet_keiko
NS Labo(栄養サポート研究所)