香坂みゆきさん(61歳)が離婚を経て学んだこと「自分で自分の首を絞めてたんだろうな」|美ST
デビュー45周年を記念して始めたインスタグラムの投稿写真が「めちゃくちゃ綺麗!」と話題になった香坂みゆきさん。「アプリの力ですから」と笑いますが、還暦を前に事務所を独立し、約30年ぶりに音楽活動を再開。プライベートではシングルになり、今まさに新たな人生を歩き始め、幸せオーラ全開です。今回は香坂みゆきさんから美しき40代へのメッセージをインタビューを通してお伺いしました。
年齢に縛られず自分でセーブせずやりたいことを楽しんでやればいい
教えてくれたのは…歌手・女優の香坂みゆきさん 《Profile》 ’63年神奈川県生まれ。3歳でモデルを始め、’75年フジテレビ系「欽ちゃんのドンとやってみよう!」のマスコットガールとして人気者に。’77年にシングル「愛の芽ばえ」で歌手デビュー後、俳優、タレントとして幅広く活躍。現在はテレビ東京「なないろ日和!」レギュラーMC、ラジオ日本「加藤裕介の横浜ポップJ」木曜パーソナリティ担当。新曲「黄昏とせつなさと」「風にまかせて」がデジタル配信中。
離婚を決めるまで1年半。今はとても幸せです
長男を35歳、5年後の39歳で次男を出産し、40代はママの時代でした。次男のときは一回りほど年下のママ友が多く、皆さんは私を“さん”づけ、私は皆さんを“ちゃん”づけで呼び、いまだに集まっています。インターナショナルスクールだったので、ボランティアが多く、学校で働いているのかと思うくらい学校で過ごしました。子育てはすごく楽しかったけれど、理想を掲げても思い通りにはいかない難しい局面もあって、泣いたりわめいたりいっぱいしました。 子どもを怒っている最中に、「何で怒っているのかわかってるの?」って私が泣いてしまったり。「俺なんていなくていいんだ」とか「死ぬ」とか言われ、ものすごく悩むこともありました。心配するのと甘やかすのはまた別で、どっちに転ぶかはちょっとしたことなんです。甘やかしているつもりはないけれど、夫に「甘やかしてる」と言われて悩んだり。でも、辛かった思い出もある一方で、一番嬉しかったことも子育て。誕生日に、「何もできないけど、ママ好きでしょ」と、アーモンドチョコを2箱プレゼントしてくれて。こんなもので申し訳ないと思ってくれている気持ちが嬉しかったし、そんな小さな幸せが、幸せです。 子どもは26歳と21歳の社会人になって、今も同居していますが、親子だけど対等になって話も楽しい。私よりできることが増えると上から目線で物を言われて、ハーッ?って言いながらも嬉しい。大人になりました。離婚を決めたときも、よく話してわかってくれました。パパともよく会っているけど、私と住んでいるので、「ママを見てあげなきゃいけない」といつも思っていてくれるようです。