とろサーモンに「キレてたんですか?」 なすなかにしが“バチバチ時代”回想「ちょっとピリッと」
とろサーモンのネタに焦り「これが松竹芸能のイメージなんや」
お笑いコンビ・なすなかにしが13日、ABCテレビ『これ余談なんですけど…』(水曜午後11時10分)に出演。所属する松竹芸能と吉本興業が“バチバチ”な関係だった時代を振り返った。 【写真】「ギャップに驚きました」…なすなか中西の尖っていた時代の姿 MCのかまいたち・濱家隆一は「賞レースの楽屋は吉本も松竹も一緒になってるから、半々で分かれて、モニターで映ってんのを吉本の人は松竹の(ネタ)を笑わん、松竹の人は吉本のを笑わんみたいな雰囲気ありましたね」と明かすと、ダイアン・津田篤宏も「あった、あった」と同意した。 中西茂樹は「当時、賞レースにダイアンさんとかと一緒に出てるときも、オレらが1組やったかね、松竹で。だから“気持ちで負けたらあかん”みたいな感じでギスギスはしてたと思います」と告白。那須晃行は「吉本さんの芸人さんと飲むっちゅうのがなかったもん」と話した。とがっていたという中西は、肉吸いで有名な『千とせ』に「吉本(の芸人)さんがよう行く言うてたから、“何がやねん、別にええやろう”って、1人で『千とせ』に飯食い行きました」と乗り込んだ風に打ち明けると、スタジオは笑いに包まれた。 津田は、2017年M-1王者・とろサーモン発の“事件”に触れ、「あのとき一番怒ってたんは“なすなか”って聞いたうわさあんねん」と指摘。濱家は「久保田(かずのぶ)さんが(相方の)村田(秀亮)さんに“お前、そんなおもんないこというんやったら松竹行け”みたいなことを言うボケがあって、この一言に松竹の皆さんがお怒りになられたっていう」と説明した。 津田が「あれはマジでキレてた?」と聞くと、中西は「オレは最初にとろサーモンさんのあのネタ見た時に、めちゃくちゃいいパッケージのネタを作りはったんやと思って。それで、おもんないくだりで“松竹行けや”って言うた時に、お客さんがめちゃくちゃウケて、オレそっちの方がヤバいなって思って」と率直に明かした。 「“大阪はこういうイメージなんや。松竹に対して”(って)。“だとしたら、これ相当苦労するかもしれんな”っていうのが来てたっていう」と発言。濱家が「キレてもいたんですか」と追及すると、中西は「そりゃ、1個前にとろサーモンさんの出番の時とか(あった)。そのときに(松竹いじりネタを)やられたりもしたことあるし」と否定せず。 濱家が「帰って来るとろサーモンさんと出て行くなすなかにしさんがすれ違うわけじゃないですか。その時はどういう感じなんですか」と聞くと、中西は「ちょっとピリッとしてたんちゃう」と口にした。2組はその後、メッセンジャー・あいはらのライブに呼ばれ、初めて話をしたと明かした。 中西は「“これ(面白くない)が松竹芸能のイメージなんや”っていう、そっちのイラ立ちがありましたね。当時は」と話すと、会場の雰囲気について「(とろサーモンが)言うて、松竹(芸人)が出てくるから、(自分たちが)出て来たらお客さんちょっと笑うてるし」と回想。「1個つかめてるから“ありがとうございます”ってみたいな感じもありながら」と笑った。
ENCOUNT編集部