石破首相が所信表明 日米地位協定の改定についての言及なし
沖縄テレビ
石破首相は4日、国会で所信表明に臨みましたが、注目された日米地位協定の改定については言及しませんでした。 石破首相は、自民党総裁選や総理就任後の会見でも日米地位協定の改定に意欲を示していましたが、所信表明では改定には言及せず、「沖縄の思いに向きあい」基地負担の軽減に取り組むと述べました。 石破首相: 「先の大戦で沖縄では国内最大の地上戦が行われ、多くの県民が犠牲になられたこと、戦後27年間、米国政府の統治下におかれたこと等を私は決して忘れません。基地負担の軽減にも引き続き取り組みます」 普天間基地の移設問題については、1日も早い全面返還を目指し、辺野古への移設工事を進めると従来の政府方針を強調しました。
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